2012年7月31日火曜日

薬の服用とアレルギー

  昨夜は、オリンピック柔道の57キロ級の決勝戦から、優勝を勝ち取った松本 薫の表彰式まで見てしい、結局寝たのは午前1時を回る夜更かしをしてしまいました。

  朝から暑くて、6時半に起き出したのですが、外の景色は雲一つない青空が広がっていました。朝からこの日差しだと、中々外に出られません。只でさえゴルフで大量の汗をかき、その汗に反応して腕や脇の後、それに太ももの裏などに、あせもの様な湿疹が出て、苦しんでいるのです。
  私はリタイヤする少し前ごろに、金属アレルギーのスイッチが入り、それ以来時計が出来なく成りました。金属への反応はてきめんで、綿の素材以外の化繊等にも若干の反応が見られるのです。自分では接触アレルギーと呼んでいます。
  ゴルフの時など、両手に白い綿の手袋をしてその上から、皮の両手袋を着用すると言った具合なのです。一応、近くの皮膚科で塗薬をもらっていますが、ほとんど効果は無く気休め状態なのです。金属等への接触反応と、最近、汗をかいた後に皮膚の湿疹が出るようになりました。
  そんな分けで、この暑い季節は、止む負えない時を除いて、極力汗をかかない様に暑さをやり過す以外に方法が無いと思っています。
  世間には、沢山の人達が様々なアレルギーで苦しんでいますが、まさか自分がアレルギーを発症するとは思ってもみませんでした。
  私は子供の頃から、夏場の暑い時でも麦わら帽子に虫取りの網をを持って、山や田圃を走り回る子供でした。年頃に成っても、花粉症やアレルギーなどと言う上品な疾患には、自分は無縁だと思い込んでいたくらいです。
  リタイヤする3年ほど前に、胃カメラで、立派な胃潰瘍が発見され、胃潰瘍の治療のついでにピロリ菌退治の薬の服用を進められました。      丁度、12月から翌年の3月にかけての治療時期だったと記憶しているのですが、治療薬の服用が終わり、胃潰瘍の治癒も確認された春から、外出すると鼻水を出すように成ったのです。私は、今まで無縁だと思っていた花粉に反応しているのではないかと疑いました。
  ピロリ菌に対する薬の服用と胃潰瘍の治療薬の服用で、長年の体質が変わったのではないかと言う疑問を、今も持っているのです。もちろん、医師からはそれらの因果関係は否定されましたが、素人の感で、今も疑っているのです。
  退職する少し前、大理石の階段を踏み外して膝を打ち、その治療の際に足に菌が入って、足全体が大きく腫れる蜂窩織炎と言う厄介な症状を発症しました。
  その治療の為、長い間、抗生物質の点滴を受けた事も、私のそれ以降の体質の変化に、何らかの影響があったのかも知れません。抗生物質を長期に体に入れる事のリスクが、当然あったのだと思っています。
  それ以来、無暗に薬剤を服用する事のリスクは十分注意すべきと考える様になりました。
  現在掛かり付けの医師に、メバロチンと言う高脂血症薬の投与を勧められ服用していますが、先日の血液検査で、肝機能悪化のデーターが出たとの事で、服用を1月休んだ後、検査してデーターの悪化が一時的な物でメバロチンの副作用では無いとの説明を受けました。
  投与する医師の側も、まるで手探り状態で、患者の体で実験している様なものでは無いか、と言う感想を持った次第なのです。

2012年7月29日日曜日

オリンピックとマスコミ報道

  私は、齢を取ったせいか、最近、何かにつけて気に入らない事が多くなって来ました。
昨日から始まったロンドンオリンピックにしても、戦う前から、やたらにマスコミが騒ぎたてて、思ったような結果が出ないと、今度は黙り込んでしまうと言ったぐわいなのです。

オリンピックと言う世界のスポーツイベントが、まるでマスコミやテレビ局の為のバラエティーイベントで有るかのごとく、我が物顔の振る舞いに見えてきて、興ざめる時が有ります。
女子サッカーなでしこのスエーデンとの第2戦にしても、期待ばかりを煽って、すべての戦いに勝利するのが当たり前と言った風潮は、この様なスポーツ競技の祭典では決して良くないと思うのです。
大変な努力とライバルとの厳しい競争の末、代表の座を勝ち取った選手たちは、世界の強豪を前にして内心大きな不安とプレッシャーとを感じながら、競技に臨んでいるのでは無いでしょうか。

  オリンピックの開催早々、競技の結果が出る柔道では、48キロ級の福見友子に対する事前のマスコミ報道が過熱しているように思っていました。まるで金メダル第一号が確定しているがごとき報道振りは、初めて出場するオリンピックと言う舞台での選手本人に、必要以上のプレッシャーを与えていたのではないかと想像していたのです。
福見友子の準決勝のビデオ映像を見ると、前回北京の金メダリスト、ポーランドのドゥミトルに開始早々、不十分な組手のまま強引とも思える大外狩りを返されて、冷静に対応したドゥミトルに技有を取られています。
順当に勝ち進んでいるかに見えて、本人の胸の内は、優勝へのプレッシャーが勝ち急ぎの強引な仕掛けに繋がったのではないかと感じるのです。
ようやく、谷亮子の後継の座にたどり着いた事だけでも、本人が受ける気持ちの重圧は相当の物だったのではないかと想像されます。三位決定戦にも一本負けして周りが残念がる以上に、懸命の努力と長年の夢の舞台での本人の落胆を思うと、とても可愛そうに思いました。
  事前の期待の高まりから、強気のコメントで答えていた水泳の北島康介は、予選ぎりぎりの6位で決勝進出と成りましたし、これも事前の呼び声の高かった体操男子の内村航平がまさかの不調を囲っています。
スポーツ競技にはベースにフィジカルの鍛練と練習による技術の向上が欠かせませんが、競技や対戦にあたっては、それらを包括するメンタルの充実が大きくものを言うと思うのです。
世界のスポーツイベントで、報道する側にも力が入るのは分かりますが、バラエティー慣れしている日本のマスコミは、あくまでスポーツ競技の祭典である事の自覚の上で、報道に望んでもらいたいものだと思うのです。


2012年7月27日金曜日

次回のリベンジを心に、、

先週の週末金曜日は、山の原GCで雷と土砂降りの中で研修会のゴルフをしました。そして、今週の週末の今日、私のメンバーコースパインレークGCで、久しぶりに研修会のメンバーと真夏のゴルフに臨みました。基本、真夏のこの時期は休憩しようと申し合わせしていた為、次回の研修会まで一月の間隔を置く事に成っています。
  朝から空には雲が有りません。テレビのニュースでは、しきりに熱中症への警戒が伝えられていました。
  奥さんが、スポーツ飲料2本と、凍らせた保冷剤入りの首巻状のものを用意してくれていましたが、スポーツ飲料は、昼からの茶店で3本目を手当て、保冷材入りの首巻は朝の早々に溶けてしまい、役に立ちませんでした。
朝から、真夏の日差しが照りつける中、9時17分にパイン・レークゴルフクラブのINをスタートしました。10番をボギーと静かな立ち上がりでしたが、アイアンの感触が良く、いつもクリークなどに捉まって10打も12打も叩く11番パー5を3オン2パットのパーとすると、谷越えの12番パー3は、138ヤードを8番アイアンで1.2mに付け、バーディーとしました。

  出だしから、アイアンの掴まりと距離感が絶好調で、此のまま慎重に運べば、久しぶりにINを40点そこそこでホールアウト出来るかも知れないと言う気がしていました。
  此のまま終盤をボギーペースで乗り切れば、40点が見えてくると思った途端、17番パー5でティーショットをOBとして、トリプルの8を叩いてしまった。
俄然、前半からの気持ちのゆとりは吹き飛びました。難関の18番、渾身のドライバーショットは、右ラフながら飛距離も出て、池に囲まれたように見えるグリーンの旗まで、165ヤード程でした。
  ここまで、アイアンの調子が良く、最悪、左のガードバンカーに掴まる事を覚悟と、5番アイアンを握りました。後ろでは、同じくラフにつかまっていた、ハンデ8のU君がクリークを跨ぐ橋の手前にショートアイアンでレイアップしていました。
  何とかボギー以内でホールアウトしたいと言う気持ちと、17番でトリプルを叩いていてスコアの余裕を無くしていた私は、前足上りで、ラフの野芝と土肌の見える、あまり良くないライの中で、直接グリーンを狙うと言う冒険を選択しました。
  結果は、周りの者には分かっていたかも知れません。結局、アイアンショットをダフって、ボールは満々と水をたたえた池の中に吸い込まれました。
  パインレークの18番は、いやと言う程皆がこうした経験をしている名物ホールなのです。
  結局、最終ホールも8点とし、上りの二ホールで7オーバーと、敢え無く40点の夢は、真夏の汗と消え、INを48点としてしまいました。
昼から、益々、夏の太陽は容赦なくて、風を受けるのはカートで走っている時だけでした。
  昼からまわったOUTも48点、トータル96点が、今日の成績でしたが、ドライバーに続いてアイアンショットの感触が戻って来た事で、次回のリベンジを心に誓う、今日のゴルフでした。

2012年7月25日水曜日

この政権の拠り所

  毎日新聞に、「保守色を打ち出す野田首相」と言う見出しを見ました。
社会保障と税の一体改革法案の成立の目途が立ったこの段階で、野田総理は集団的自衛権を容認する発言に及びました。更に、尖閣諸島の国有化やTPPへの参加の意向を強めようとしています。
  もうすでに、福島県の大飯原発3、4号機の再稼働を、「自らの責任で」と決断し、定期点検を済ませた全国の原発の再稼働に道を付けた形に成っています。
更に、米軍による沖縄普天間基地への新型輸送機オスプレーの配備について、「配備自体は米国の判断で、どうしろ、こうしろと言う問題では無い」と、日本政府として拒否する問題では無いと発言しているのです。
  これら、一連の野田首相の行動や発言を、これまでの民主党の総理大臣の中で見ると、「大したものだ」と評価する声が、あちこちから聞こえて来ます。
しかし、政権交代前の民主党のマニュフェストに掲げてこなかった、消費税の増税については、多くの物わかりの良い国民の間で、将来の社会保障の為で有れば致し方ないと、容認する意見も多いのですが、それ以降に野田首相が決められない政治からの脱却を目指して決断した判断は、はたして、全て、日本の国民を見据えた物なのでしょうか。
  民主党の党内にも大きな亀裂を生じさせた、これまでの野田首相の決断の胸の内を考えてみると、それらは、いずれも自身の発言や行動に好意的に見える米国の存在が有るのでは無いかと想像出来ないでしょうか。

  中国を刺激してまで尖閣の国有化を言い出した背景や、反対意見が多い集団的自衛権の容認発言、更に多くの議論を残すTPPへの積極的参加の意志など、一連の行動や発言が自身の国際的評価のバックボーンとしての、米国を強く意識したものでは無いかと考えられるのです。
そうだとすれば、此れほどの関係自治体や沖縄の猛反発をよそに、新型輸送機オスプレーの配備について、米国に物が言えない野田総理の立場が理解出来るような気がするのです。
党内基盤が、必ずしも盤石では無く、事あるごとに早期の解散を迫られる不安定な政権に在って、今の野田首相の最大の拠り所は、自分を評価してくれている米国との関係ではないかと想像するのは的外れでしょうか。
  国民との多少の軋轢が生じても、個別の問題に焦点が行っている間は、消費税増税法案と同様、一つ一つは「何とかなる」と踏んでいる節が有るのでは無いかと考えるのです。
  この時期での、党の分裂に繋がった消費税増税への強い拘りや、大飯原発の再稼働の決断、それに、TPPへの積極的参加表明は、いずれも国内的に自らの支持母体や産業界を大きく意識したものだと考えられます。
  この様に、野田佳彦と言う政治家は、やっとたどり着いた日本の総理大臣と言う地位に、この先も何とか留まり続けようと、国民の反発をよそに、自らを支えてくれる背景に対して必死にアッピールしている様子が、ありありと見て取れるのです。
野田首相本人としては、当然、日本の為、国民の為と言う大義を持った行動と考えての事だと思うのですが、無意識の利己心に埋没するあまり、国民を衆愚と錯覚する事の無いようにしてもらいたい物です。  何処に、誰に目を向けて政治をするかの視点が、ずれていると言う他有りません。
毎週の金曜日、真面目な国民の静かなデモが首相官邸前で数を増していますが、大飯原発再稼働反対から、オスプレーの配備容認やTPP参加強行で、衆愚の国民による野田政権退陣要求が高まる可能性が出てくるのではと考えています。

2012年7月24日火曜日

141回全英オープン

  一昨日の夜は、英国ランカシャーのロイヤルリザム&セントアンズで開催された141回全英オープンゴルフの最終ラウンドをテレビで観戦した。日本との時差は8時間、観戦したと言っても午前2時前の時点で、私は競技の決着が付いたと思って、寝てしまった。
私が見ている時間帯では、テレビは4アンダーのタイガー・ウッズを中心に追っていて、オーストラリアのアダム・スコットが9アンダーとトップを維持していた。後に続くB・スネデカーやG・マクドーエルらが、其々4アンダーと5アンダー、その他では南アフリカのアーニー・エルスが4アンダーと言った具合で、前半9ホールを終えて、後半のホールに入っていた。
タイガー・ウッズはとても慎重にホールを重ねていて、ティーショットのほとんどをアイアンで打っていた。ところが、そのアイアンのティーショットで、フェアウェーのバンカーにつかまったり深いラフに打ち込んで、バーディー、ボギーを繰り返し、前半に打ったトリプルボギーを取り返す事が出来ずにいた。
アダム・スコットは、淡々とパーを重ね後半に来た初バーディーで、スコアを10アンダーにした時点で、私はこの試合は、勝負があったと決めつけてしまった。と言うのも、期待された、B・スネデカーやG・マクドーエルらはずるずると後退して、アーニー・エルスが6アンダーと伸ばしてきていたものの、アダム・スコットの10アンダーには届くまいと思ってしまったからだ。勿論、その時点でタイガー・ウッズにも往年の迫力は全く感じられなかった。
  しかし、翌朝ネットで全英オープンの結果の速報を見て驚いた。なんと、アダム・スコットは、私が寝た後、上りホールにかけて4連続ボギーを叩き、更に一つ伸ばして7アンダーとしたアーニー・エルスに、逆転されたというのだ。
コースが難しいのはわかるが、全英オープンのプロのゴルフプレーが、まるで私達アマチュアのアベレージゴルファーがしている様に、簡単にボギーがでてしまう。しかも、32歳のアダム・スコットは初めての全英オープンと言う世界のメジャートーナメントを目の前にして、緊張してしまったと思われる。
  10年前とメジャーから遠のいていた42歳のアーニー・エルスに、久々の栄冠が転がり込んだと言えるかも知れない。正に、ゴルフと言うスポーツのメンタル面の大きさを見せつけられた思いがした。
今週末、私はメンバーコースのパインレークGCで、メンタルを鍛えてこようと思っている。

2012年7月22日日曜日

友人の一周忌のお参り

去年の7月に9年間の闘病の末、68歳で亡くなった友人の一周忌のお参りに出かけた。奥さんは、私の家内と同窓同期で、夫婦で40年の付き合いに成る。
  長男の方に男の子の孫が有り、娘さんは父親に結婚相手を紹介して、去年の末、無事所帯を持った。
  夫の闘病を支えた奥さんは、闘病中から否応無しに夫の死を覚悟していた様で、納骨を終えた今は、淡々と日々を過ごしている様子が伺えて、ちょっと安心した。
  
  彼女は、若い頃から細身の可愛い京都美人で、お互いに所帯を持つ前から、カップルで良く行動を共にした。若かった私達は、祇園祭りが終わって海水浴シーズンともなれば、エヤコンなど入っていない車を連ねて、若狭の海まで走った思い出を今も忘れない。
若い頃からの知り合いと言うのは面白い。顔を見合わせて話をしている時は、お互いが自分の様子を窺う事が出来ない。私が心の中で、彼女の若かった時のイメージと今を比べるとき、彼女は彼女で髪が薄くなって、お腹を突き出した私を見て随分歳をとったものだと感じているに違いないと思った。
  お参りを済ませた後、実家の母親の所に向かったが、今年90歳を迎えた母は、父を亡くして、18年に成る。最近、長寿の高齢者が増え続けているが、男性で、比較的若く病で命を落とす例も周りに増えてきた様に思うのです。
  実家の母親と同じく、女性が元気でその余命が伸び続けるとすると、随分、高齢の女性が世の中に増える事に成るのかも知れないなどと思ってしまう。
  
  友人は先に逝って、私は、自分自身のこの先は成り行きに任せでいるが、自分の人生の終わり方について、少しは考えておく方が良いのかも知れないと思い出した。
  欲を出せば切が無い分けで、人として恥ずかしい事もして来なかった代わりに、世の中に何も貢献する事も出来なかった。
  家族を持って、次代に命を繋ぐ事が出来た事が、自分の人としての最低限の責任、と言う考えはだめだろうか。
  





2012年7月20日金曜日

ゲリラ豪雨の中でゴルフ

今日は、何時ものゴルフ研修会で何年か振りに、土砂降りの雨の中でゴルフをしました。
6月27日に山の原GC恋里コースに行って以来、先週金曜日と今日迄3回山の原GCでのゴルフが重なりました。
  私達シニアは、大体ウィークデーを中心にキャディーを付けないセルフプレーが一般的です。しかも、ほとんどのゴルフ場が、メンバーや常連のビジターに誕生月のサービスなどを行っていて、其々の誕生月のサービスを利用し合って、安い利用料金でゴルフを楽しんでいます。
先月末と前回の恋里コースは、そうしたサービスを利用しましたものでした。今日の山の原コースは山の原GCの本コースに成っていて、恋里コースに比べると、距離も長く難易度も高くなっています。ゴルフ研修会には、ここのメンバーが二人いて、山の原コースでプレーする事にしています。
こうしたプレースタイルでゴルフを楽しんでいる私達シニアは、我が儘な面もあって、一度プレー日をクラブにエントリーしていながら、1週間前ぐらいから予報で悪天候が予想されると、クラブにプレー日の変更を頼んでいますので、今まで雨の日のゴルフはほとんどした事が有りません。
今回も、エントリーしたメンバーが、天気の状態には気を付けていたのですが、予報は完全に外れました。梅雨明けの発表で油断した面もありますが、Yahooが掲載しているゴルフ場の天気予報で、山の原GCの天気予報は一日を通して曇り、降水量は15時以前は0、15時に少雨、それも1mmと言うものでした。最近の気象の変化は、専門家でも予報がとても難しい様です。
  私達の前の二組にキャンセルが出て、9時過ぎのOUTスタートが少し早まって、スタートしましたが、スタート直後からスコールの様な雨が降っていました。それでも、降ったり止んだりのOUTを上がって、昼からINコースをスタートすると、遠くで雷の音が聞こえて来ました。
そんな中、INの終盤に来ると、コースの上空は黒い雲に覆われて雨が激しくなり、近くでけたたましい雷の落ちる音が聞こえてきました。
コースにサイレンが鳴り、中断してクラブハウスに引き上げを促す係員がカートで走り廻っていました。INの17番の3打地点でプレーを中断、クラブハウスに退避すると言う初めての経験に成りました。
昼休みに上下全てのウェアーを着替えましたが、昼からも体はずぶ濡れ状態で、ただでも頓珍漢なゴルフが、益々、集中力を欠いて、スコアーは先週同様55、51の106点と100点オーバーに成ってしまいました。
しかし、コースの真ん中で聞く雷の音は大迫力で、思わず首をすくめてちじこまりました。暑さ寒さに耐えるのが自然のスポーツですが、今日の大荒れの天気には、流石に参りました。

2012年7月19日木曜日

檜の板のトレー

      最近、私は木工らしい事から、とんと、ご無沙汰している。以前は、模型製作などで良く使う柔らかい材質のバルサ材や、ホームセンターで薄く加工した杉や檜の板を買ってきて、木の工作を楽しんでいた。


 
友人の誘いで、子供の頃作った飛行機のミニチュアを思い出して、プラモデルの図面を参考に米国の戦闘機などの模型を作ってみたり、一時、ヨットの模型を作ってみようと、西宮の新ヨットハーバーまで実物を見に出掛けて行ったりもした。
一番の大作は、奥さんのリクエストで、パンを焼く時に使う醗酵器を収納するチェストを作った。製作中は、極度に集中力が高まり、それこそ一心不乱に作り上げる。出来上がった後で、どうしてこんな物が出来たのかと、自分ながら驚くといった具合だった。
娘の所の孫の為に、本箱兼玩具入れのチェストや兄弟のランドセルなど学校道具の収納箱、それに、大きな飾り棚を二人掛けの勉強机に改造して二組の可愛らしい椅子を作って添えた。
あれ以来、大きな家具の様なものは作っていないが、それらの製作中は、時間を忘れて製作に取り組んでいた事を思い出す。
今日は一連の、インターネット・オーディオのアンプのケースやAC電源アダプターの外側を化粧する入れ物、それに、頑丈な御影石のスピーカーベースのカバーなど、ヒノキの板で作った流れで、パソコンサイドのトレーを作ってみた。いずれもヒノキの美しい板目を生かそうと、ラッカーも塗っていない。
少しくすんで来たら、細かなサンドペーパーを表面にかければ、又、綺麗な白い肌が出てくるのです。
余った檜の板を利用したので、製作費はゼロ、2時間ほどで出来上がりました。

2012年7月18日水曜日

これが国のリーダーなのか

私は、個人の政治的な意見については、今までTwitterで発信する事にしていました。しかし、140文字の制約の中では意見を十分まとめ切れず、その都度尻切れトンボや単なる皮肉、愚痴に終わってしまう様で、やむ負えず意見を述べたくなると、このブログに拙い考えを書く様にしました。
現在、私は日本の財政が逼迫している事を理解していない分けでは有りません。しかし、他に取り組むべき様々な国民的懸案を、今すぐ全て投げ売って、3年前国民が挙ってNOを突きつけた野党の自由民主党と談合して増税策だけをごり押しする今の民主党野田政権に、憤りを感じているのです。
第一に、民主党野田政権は、昨年3月に被った東日本の未曾有うの大震災と、今なお世界の環境に対して甚だしい脅威を与え続けている原子力事故への、本当の理解がなされていない点を指摘しなければなりません。
今、政府が取り組むべきは、まず、日本がかっての生活を少しでも取り戻す努力を、国を挙げて行う事ではないでしょうか。東日本の状況は、時間と共に忘れ去られる程の生易しい災害ではないと言う認識に、根本から立ち返らなければなりません。
当初の、有識者による東日本の復興構想会議は、その後如何なってしまったのでしょうか。放射能の放出で汚染された福島の除染作業は現状の対応で事足りているのでしょうか。此のままでは、その地域の将来不安は深まるばかりだと考えます。
  内閣に復興担当大臣と原子力災害担当大臣を配するだけで、事足れりとする、野田総理の頭の中が全く計り知れません。まるで、他人事のように被災地を視察する傍観者の様に映ります。
自然災害が起こってしまった事は致し方の無い事ですが、東日本が被った千年に一度有るか無いかの大災害に対処する為の、政治の対応は目を覆わんばかりと表現しても、言い過ぎではないと思われます。
他に新たな懸案を見出す前に、まず内閣を挙げて、大震災からの復興と原子力事故への十分な対応ではないかと考えるのです。
結論から言えば、当初から日本の国難に対処するには、甚だ心もとない野田佳彦と言う総理大臣と、そう言う人材しか選ぶ事が出来なかった、民主党と言う未熟な政党の存続に大きな不安を抱かずにはおれません。
何時収束するとも目途の無い福島第一原子力発電所の事故解明も成されないままに、福井の大飯原発の再稼働を政治決断しました。それは、原子力村と言う既得権益を抱える経済産業省と電力業界を含む産業界の意向に沿って、首相が「私の責任で」と強行したものです。
又、国内の意見を二分するTPPの問題についても、丁寧なな議論をスポイルしたまま、内閣の意志決定で推し進めようとしています。
あまり、表面に出ない形で、政府の国家戦略会議は、集団的自衛権を容認する意見をまとめています。これは、今後の日本の国際的立場に如何影響して来るのか、長い間の懸案について深い議論も成されないまま、結論だけが出され様としています。
更に、今般の米軍の輸送機オスプレイの沖縄普天間飛行場への配備について、民放の記者に意見を問われた野田総理は、「配備自体は米国政府の方針であり、日本政府として、どうしろ、こうしろと、基本的に言える問題ではない」と言う、驚くべき問題発言をしています。
もう、ここに至っては、残念ながら私の長年の人を見る目と感が的中したと言う他有りません。
表面的に、綺麗な言葉を並べ立て、その実、国政を司るための理念や政治家としてのプライドさえ持ち合せない見せかけの政治家である事がはっきりしました。就任早々、只単に財務省のお膳立ての上に載って唱えて来た政策が、自己の政治生命を掛けるとした、税と社会保障一体改革と言う法案なのです。
   この人に、国政の場で何一つ決めてもらいたく無いと、思います。出来るだけ速やかに、今ある地位から退いてもらわなければ成らないと考えます。
国の代表として、国民の意志を交渉相手国に伝える事の出来ない総理大臣など、国民にとっては何の役にも立ちません。むしろ、その存在自体が、日本を貶め国民を不幸に導くと考えるからです。
総理大臣官邸前に、大飯原発再稼働反対の有志のデモが拡大していますが、私達一人一人が、細やかでも声を出し、来るべき国政選挙では、国にとって不都合な政治家は、ことごとく排除するくらいの気概を示さねば成らないと考えます。


2012年7月17日火曜日

桃の実と季節の果実

朝起きると、家の周りは、一斉にセミの声が響いていました。九州中心に梅雨末期の大雨をもたらした前線も、南からの高気圧に押し上げられて宝塚の山手に夏到来を思わせる青空が広がっていました。

  私達夫婦は二人とも夜型で、その分、いつも朝の起きだしが遅いのです。朝、7時の起床では、ぐずぐずしていると陽が上がってしまい、アンディーを抱えていつものコースを歩くと、二人とも汗びっしょりになってしまいます。その為、昨日も夕食後に歩きに出たのですが、その分歩く距離も短くなってしまいました。
私にとって、何より不都合なのは、夜の散歩では散歩コースの季節の花々の写真が撮りにくい事です。
  昨日は、午前中、奥さん行きつけの南花屋敷にあるスーパーマーケットに車で出掛けました。
この宝塚の南花屋敷地区と言うのは、隣の川西市賀茂地区と同じく、元々私の自宅が位置するなだらかな長尾山系の南側麓に広がる耕作地帯なのです。
今では、米作りの水田を見かける事はほとんど有りませんが、桃やイチジクの畑が多く見られる所なのです。春には、色の濃いいピンクの桃の花が一斉に咲く、美しい風景を見ることが出来ます。
  今は、1.5mほどの桃の木の果実に白い紙の包装が掛けられているのですが、中に、包装が外れて、色づいた桃の実が顔を出しているのが見えました。
マーケットの駐車場からそう遠くない、桃の畑をアンディーと見に行きました。すると、畑には桃の木だけでなく、大きく葉の茂った栗の木や、青い実が姿を現す枇杷の木に、黄色い大きな蜜柑の木も見る事が出来ました。旬を迎える桃と、もうその先の季節に向けて実を付けてスタンバイする夏、秋の果実が、順番待ちの状態でした。

2012年7月16日月曜日

ニヤフィールド・オーディオの構成

    LenovoのノートパソコンG570を使い始めてから8か月目に入りました。そこで、これまでの私のPC環境からのインターネット・オーディオの構築と構成をおさらいしてみたいと思います。
<ノートPC>
最初に、Lenovo G570のスペックはWindows 7  home Premium(64bit)、インテル Core i5-2410Mプロセッサー、メインメモリー 8GB 、補助記憶装置 750GB (5400rpm) と言う構成です。インターネットは宅内無線Lanで行っていて、メモリーは近くのパソコン工房で、元々の4GBからて8GBに増設しました。
Microsoft OfficeはPersonal Edition2010と言った構成に成ります。
このPC環境をベースにして、ニヤフィールドのインターネット・オーディオを構築して来ました。
当初は、ヘッドホンでの視聴をメインにと考えていましたが、今となっては、やはり直にスピーカーからの音声を聞く方が、断然良くなってきました。
ヘッドホン(AKG Q701)での視聴でも、それなりに満足できる視聴環境が整いましたが、やはりスピーカーから伝わってくる空気感と言うものが、オーディオでの醍醐味であり、他に変える事は出来ません。
<USBデジタルアナログコンバーター>
  現在、PCとのUSB接続DACアンプとしてRATOK  Audio Lab(大阪に本社を置くPC関連企業)のRAL-2496UT1という機種を使っています。これは、当初USB接続のヘッドホンアンプとして購入しましたが、24bit/96kHz 対応ながら、アシンクロナスモードによる、ジッターの大幅な低減を実現していますし、本来、USBバスパワー給電でAC電源が不要になっています。インターフェースは、RCAと光同軸が有り、ヘッドホンジャックを備えると言う内容です。
しかし、私の場合、DACアンプの電源を、PCからUSBケーブルを通して取るのでは無く、ACによる自前の外部電源供給を受ける為、同社のRAL-EXTPW01 USB外部電源供給アダプターとRAL-AC05-03 と言うオーディオ用の専用ACアダプターをセットで導入しました。
    普通のPCは、一般のオーディオ機器の様に様々な有害電波や電源ノイズの為の対策は取られていません。その為、PCのUSBポートから、其の儘ではノイズ対策がなされていない音声に有害な電流や電波がDACアンプに流れ込んで来る為、少しでもノイズを低減させる対策に成るのではと考えて導入しました。
<JBL CAS-33  ニアフィールド・スピーカー>
当初のヘッドホンによる視聴の後、どうしてもPCサイドに置くスピーカーが欲しくなりました。色々検討した末に、最終的に絞り込んだのがBOSE のCompanion20とJBLのCAS-33 でした。梅田のヨドバシあたりへ視聴に出かけて行くのが本来ですが、それも面倒で、最後は単純に価格が安かったJBLを採用しました。今となっては、この決定はとても満足しています。
<USBケーブル&RCAケーブル>
PCのUSBポートからUSB接続のDACアンプとの間は、評判の高いFURUTECH GT2 1.2m USB ケーブルとしてUSB外部電源アダプターとDACアンプンの間は、たまたま安く手に入ったaudioquest Cinnanon USB 0.75mを使いました。そして、最後にアクティブ・スピーカーとDACアンプのアナログ出力との間に、つい最近、LINN のBI12 が入りました。結果的に、このケーブルも、とても満足の行くものでした。
<インターネット環境整備>
その他に手を加えた所は、これも安かった米国ブランドながらMade in Chinaで6個口のFURMAN SS-6B というオーディオ用電源タップの購入でした。コンセントが3P使用の為、SANWA SUPPLY の2Pへの変換プラグを合わせて購入しましたが、サーキットブレーカーを搭載していて、ノイズフィルター付きでON/OFFのスイッチまで付いていました。
それと、古くて、受信が不安定だった宅内無線LANルーターを、NEC系のAterm8700N (HRモデル)と言う最新の物に買い替えました。その時、それに合わせてLAN ケーブルを0.6mのSANWA SUPPLY C-7(カテゴリー7)に変えたのですが、これ又その効果は一目瞭然で大変な驚きでした。
<インシュレーターの工夫>
機器の構成は以上ですが、最後は、スピーカーのセッティングがミソでは無いかと考えています。JBLのCAS-33 は、とても小型のアクティブスピーカーですが、結構大きな音圧を発生しますので、インシュレーターの工夫が必須だと考えます。

2012年7月15日日曜日

「何も引かない、何も足さない」

よく商品のキャッチフレーズに、「何も引かない、何も足さない」と言うのが有りますが、二日前に届いた、LINNのインターコネクト・ケーブル BI12は正にその形容にぴったりする、アナログ・インターコネクトだと思いました。
JBLのアクティブスピーカーCAS-33を購入した際、ラトックのヘッドホンアンプ、RAL-2496UT1との接続ケーブルが付いて来ていましたが、ミニジャック接続の見るからにチープなY型ケーブルで、幾ら何でもこれではと、30年以上前にパイオニアのイクスクルーシブ M4aと言うA級のパワーアンプを購入した際、それに付いて来ていた、RCAのインターコネクト・ケーブルを間に合わせに流用していました。
当時、パイオニアのM4aと言うパワーアンプは、ピュアーオーディオの製品として、パイオニアが拘りを持って売り出したA級出力のパワーアンプで、それに付属の接続ケーブルも、RCAのピンジャックに金メッキを施し、当時としては音質に拘って作った物だと言われていました。
流用したと言っても、当初から、十分これでも良いかと思わせる程のパホーマンスを示していたのです。上は、少し華やかな軽い響きで、低音部も卒なく下までカバーしていました。
ニヤフィールド・オーディオと言って、パソコンを真ん中にして、2メートル四方の音声フィールドの中で、ピュアー・オーディオに肉薄する環境を構築する事が出来ないか、私なりの実験が進行していました。
朝起きてから夜寝るまでの間、日々、8時間以上、アンプとアクティブスピーカーの電源を入れっぱなしにしていますので、スピーカーのエイジングもほぼ、終わっている状況だと思います。
ニヤーフィールドの環境セッティングで、これ以上の音声の変化を求めるとすれば、私の経験から考えて、RCAのインターコネクト・ケーブルの変更が取りあえずの実験かと考えました。
そこで、色々調べてみましたが、最初から高価なケーブルは対象からはづし、アキュフェーズのLS10インターコネクトや英国コードのコブラ3あたりか、ラックスそれにオヤイデの750を選択肢にネットで見ていると、LINNのBI12が格安でオークションに出されていました。もともと16.800円の定価のケーブルが中古ですが4.500円で手に入りました。
英国のLINNのオーディオアンプを購入すると、接続ケーブルとしてこのケーブルが付属されているようですが、オークションに出された方は、それを使わず、仕舞ってあったそうです。
届いたLINNのBI12は、線がとても細く、どんな物かとパイオニアからLINNに繋ぎかえた瞬間、とても安心しました。変える前は、余計なことをしたかな、と一瞬思っていたのですが、スピーカーのエイジングが進んでいたのが良かったのか、とてもお行儀のいいと形容すれば良いのか、整った本格的なアンサンブルが聞こえてきました。私のメインのオーディオシステムと、遜色無いと言えば語弊がありますが、パソコンの前で醸し出される響きは一級品のアンサンブルに聞こえました。
私は、常時9局ほどの世界のインターネットラジオをパソコンのiTunesサイトに登録していて、Linn CLassicalやAVRO De KlassiekenそれにVenisu Classic Radio等を主にBGMの様に流しています。今、聞こえてきたジンマーマンのピアノで小沢がボストン交響楽団を指揮している、おなじみのラフマニノフのピアノ協奏曲第二番の演奏が、私の眼前に気持ち良く広がっています。
「何も引かない、何も足さない」LINNのBI12は、音楽ソースを有りの儘に引き出す本格的なオーディオ・ケーブルとして、私見ながら一押しのコストパホーマンスであると思いました。

日本を託せる政治家は

(ベランダのブルームーン)
消費税法案に反対して民主党を離れて新党に参加した議員に対して、民主党は各選挙区で対立候補を立てる方針と言う。又、発言の後で修正しましたが、消費税増税に反対の議員に対しては党の公認を与えないと、野田総理は答弁しています。しかし、それらを聞いていると、最初の対立候補の件は、小泉郵政選挙時点の小泉首相の手法が念頭にあると考えられますが、はたして、状況は郵政民営化の時と同じと考えられるでしょうか。
では来る衆議院選挙で、消費税増税法案に賛成で今の民主党を支える衆議院議員は、消費税増税賛成か反対かを争点として反対派と戦うのでしょうか。それは、大方の民意を予想すると、賛成派議員は圧倒的に不利な戦いを余儀なくされると考えるのが妥当ではないかと考えられます。   更に、次の衆議院選挙で、果たして民主党の公認の下で選挙を戦う事が本当に有利かと言うと、これまた、甚だ疑問に思わざる負えないのでは無いでしょうか。
3年前に国民に約束した事を、ことごとく保護にして新たに公約を述べても、民主党の公約を国民が素直に受け取ってくれると考えるのは、甚だ甘い考えと言わざる負えません。
(貰い物の鉢植えのバラ)
先の政権交代時の衆議院選挙では、掲げていなかった消費税増税を、この時点で、自公と結託してまで、何が何でも成立させたいと意気込む野田総理は、関西電力の大飯原発の再稼働についても、綿密で慎重な手筈を踏む事無く、「私の責任で」とGOサインを出し国民大衆の猛烈な反発にあっています。
沖縄だけでなく、今や日本中の関係自治体からその導入の反対が表明されている米軍の輸送機オスプレーに付いても、政府が米国に日本国民の切実な民意を伝えている気配はありません。そして、今度は意見の分かれるTPPの本格的参加の気配を覗かせているのです。これらは、特にマスコミ、メディアが盛んに言い立てる、決める政治なのでしょうか。
私の直感では、その就任当初から民主党にはこう言う人材しかいないのかと思ったのですが、案の定、社会経験も録に経ないで、只酒を飲みながら党内若手を手なずけて来た、政治塾出身の野田佳彦首相は、国民に対しても、目の焦点が少しずれていると思わざる負えません。
野田内閣の顔ブレを見てみますと、最も狡猾さを感じさせる人物が、仙石議員を師と仰ぐ枝野経産大臣ではないでしょうか。彼の発言は八方に綺麗な言葉を並べて、その実、国民に対しては、真反対の事を画策している様子が見て取れます。口先だけで、自己弁護を繰り返しています。
安住財務大臣などは鼻から官僚の言いなりで、その存在が有りませんし、更にその影が最も頼りなく映るのがかつての代表、岡田副総理ではないでしょうか。細野原発担当や古川経済戦略相などにしても、その適格性を評価する働きには程遠い人と言うほか有りません。其々の顔振れを思い浮かべて見ても、今の日本の置かれた現状を託すに相応しい人材を見つける事が出来ないのは、甚だ残念な事だと言わざる負えません。
今の時点で、どの政党が、と言う考えも持ち合わせていませんが、それにしても日本の行く末が案じられる政治家の顔振れには変わりないと考えます。
(朝のベランダにノバとの夫婦)