2012年7月17日火曜日

桃の実と季節の果実

朝起きると、家の周りは、一斉にセミの声が響いていました。九州中心に梅雨末期の大雨をもたらした前線も、南からの高気圧に押し上げられて宝塚の山手に夏到来を思わせる青空が広がっていました。

  私達夫婦は二人とも夜型で、その分、いつも朝の起きだしが遅いのです。朝、7時の起床では、ぐずぐずしていると陽が上がってしまい、アンディーを抱えていつものコースを歩くと、二人とも汗びっしょりになってしまいます。その為、昨日も夕食後に歩きに出たのですが、その分歩く距離も短くなってしまいました。
私にとって、何より不都合なのは、夜の散歩では散歩コースの季節の花々の写真が撮りにくい事です。
  昨日は、午前中、奥さん行きつけの南花屋敷にあるスーパーマーケットに車で出掛けました。
この宝塚の南花屋敷地区と言うのは、隣の川西市賀茂地区と同じく、元々私の自宅が位置するなだらかな長尾山系の南側麓に広がる耕作地帯なのです。
今では、米作りの水田を見かける事はほとんど有りませんが、桃やイチジクの畑が多く見られる所なのです。春には、色の濃いいピンクの桃の花が一斉に咲く、美しい風景を見ることが出来ます。
  今は、1.5mほどの桃の木の果実に白い紙の包装が掛けられているのですが、中に、包装が外れて、色づいた桃の実が顔を出しているのが見えました。
マーケットの駐車場からそう遠くない、桃の畑をアンディーと見に行きました。すると、畑には桃の木だけでなく、大きく葉の茂った栗の木や、青い実が姿を現す枇杷の木に、黄色い大きな蜜柑の木も見る事が出来ました。旬を迎える桃と、もうその先の季節に向けて実を付けてスタンバイする夏、秋の果実が、順番待ちの状態でした。

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