2012年7月19日木曜日

檜の板のトレー

      最近、私は木工らしい事から、とんと、ご無沙汰している。以前は、模型製作などで良く使う柔らかい材質のバルサ材や、ホームセンターで薄く加工した杉や檜の板を買ってきて、木の工作を楽しんでいた。


 
友人の誘いで、子供の頃作った飛行機のミニチュアを思い出して、プラモデルの図面を参考に米国の戦闘機などの模型を作ってみたり、一時、ヨットの模型を作ってみようと、西宮の新ヨットハーバーまで実物を見に出掛けて行ったりもした。
一番の大作は、奥さんのリクエストで、パンを焼く時に使う醗酵器を収納するチェストを作った。製作中は、極度に集中力が高まり、それこそ一心不乱に作り上げる。出来上がった後で、どうしてこんな物が出来たのかと、自分ながら驚くといった具合だった。
娘の所の孫の為に、本箱兼玩具入れのチェストや兄弟のランドセルなど学校道具の収納箱、それに、大きな飾り棚を二人掛けの勉強机に改造して二組の可愛らしい椅子を作って添えた。
あれ以来、大きな家具の様なものは作っていないが、それらの製作中は、時間を忘れて製作に取り組んでいた事を思い出す。
今日は一連の、インターネット・オーディオのアンプのケースやAC電源アダプターの外側を化粧する入れ物、それに、頑丈な御影石のスピーカーベースのカバーなど、ヒノキの板で作った流れで、パソコンサイドのトレーを作ってみた。いずれもヒノキの美しい板目を生かそうと、ラッカーも塗っていない。
少しくすんで来たら、細かなサンドペーパーを表面にかければ、又、綺麗な白い肌が出てくるのです。
余った檜の板を利用したので、製作費はゼロ、2時間ほどで出来上がりました。

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