2012年7月24日火曜日

141回全英オープン

  一昨日の夜は、英国ランカシャーのロイヤルリザム&セントアンズで開催された141回全英オープンゴルフの最終ラウンドをテレビで観戦した。日本との時差は8時間、観戦したと言っても午前2時前の時点で、私は競技の決着が付いたと思って、寝てしまった。
私が見ている時間帯では、テレビは4アンダーのタイガー・ウッズを中心に追っていて、オーストラリアのアダム・スコットが9アンダーとトップを維持していた。後に続くB・スネデカーやG・マクドーエルらが、其々4アンダーと5アンダー、その他では南アフリカのアーニー・エルスが4アンダーと言った具合で、前半9ホールを終えて、後半のホールに入っていた。
タイガー・ウッズはとても慎重にホールを重ねていて、ティーショットのほとんどをアイアンで打っていた。ところが、そのアイアンのティーショットで、フェアウェーのバンカーにつかまったり深いラフに打ち込んで、バーディー、ボギーを繰り返し、前半に打ったトリプルボギーを取り返す事が出来ずにいた。
アダム・スコットは、淡々とパーを重ね後半に来た初バーディーで、スコアを10アンダーにした時点で、私はこの試合は、勝負があったと決めつけてしまった。と言うのも、期待された、B・スネデカーやG・マクドーエルらはずるずると後退して、アーニー・エルスが6アンダーと伸ばしてきていたものの、アダム・スコットの10アンダーには届くまいと思ってしまったからだ。勿論、その時点でタイガー・ウッズにも往年の迫力は全く感じられなかった。
  しかし、翌朝ネットで全英オープンの結果の速報を見て驚いた。なんと、アダム・スコットは、私が寝た後、上りホールにかけて4連続ボギーを叩き、更に一つ伸ばして7アンダーとしたアーニー・エルスに、逆転されたというのだ。
コースが難しいのはわかるが、全英オープンのプロのゴルフプレーが、まるで私達アマチュアのアベレージゴルファーがしている様に、簡単にボギーがでてしまう。しかも、32歳のアダム・スコットは初めての全英オープンと言う世界のメジャートーナメントを目の前にして、緊張してしまったと思われる。
  10年前とメジャーから遠のいていた42歳のアーニー・エルスに、久々の栄冠が転がり込んだと言えるかも知れない。正に、ゴルフと言うスポーツのメンタル面の大きさを見せつけられた思いがした。
今週末、私はメンバーコースのパインレークGCで、メンタルを鍛えてこようと思っている。

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