2011年3月27日日曜日

宇治市伊勢田町界隈

 土曜日の夕方から、一泊二日で実家の義母を訪ねた。そこは、京都府の宇治市。この地はいつもならこの時期暖かい地域だが、今年はここでも空気が冷たい。母は89歳で、週の内三日はデイサービスに行っている。土曜日もその日だったので、母の帰りに合わせて、夕方の訪問となった。
 二週間に一度の訪問だが、母は娘の来るのをとても楽しみにしている。
昨晩は、いつもなら、食事と入浴を済ますと八時にはベッドに入る人が、10時頃まで、妻と話し込んで、なかなか寝ようとしなかった。明日は、花屋に連れて行って欲しい、とか、近くのショッピングセンターで、安くていいからデイサービスに着て行く変えの洋服を買いたい、等の希望を娘に伝えて、一緒に行くのを楽しみに寝たようだ。
 私が、六時過ぎに起き出して、掘炬燵に足を入れていると、七時過ぎには起きてきて、自分でコーンスープと目玉焼きをつくり、スライスチーズを乗せたパンを一枚、ペロッと食べた。耳が遠くなって、話す時は、少し大きな声で話さなければならないが、この分なら当分元気に過ごせそうだと、妻と話している。
 翌日は、好天になったので実家の近辺をアンディーを連れてウォーキングに出た。すぐ傍には、この土地の氏神様の伊勢田神社があり、大きな桜の木に、今にもはじけそうな蕾がぎっしり付いていた。静かな住宅街を30分ほど歩いたが、所どころにおお茶を扱う古そうな会社があった。その中に
北川半兵衛商店とい看板の掛かった会社があって、後で母に聞くと、いつもそこでお茶を分けてもらうとの事だった。文久元年創業というから、150年前からお茶を商っていて、お抹茶で有名なお店だとの事だ。さすがにお茶所で、母のところで入れてもらうお茶も、普段自宅で飲むお茶とほ違って、なんとも美味しい香りがする。
 母の買い物に付き合って、三時過ぎには宇治を後にした。

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