2011年3月18日金曜日

卒園式とモノレールの記憶

 今は、あちこちで卒業式が行われていて、私どもの孫も一昨日が卒園式だった。父親が仕事で出席できないというので、妻が出席することになり、園まで送っていった。
 幼稚園の卒園式と言っても、当節、両親で出席したり、お爺ちゃん、お婆ちゃんが出席したりでたいそうな様子である。 
 3月も半ばと言うのに、小雪交じりの風が吹く寒い日で、私は娘のところで留守番をしながら、震災のニュースに見いっていた。
 娘の車を借りていたので、帰りは近くのモノレールの駅まで送ってもらう。
いつも通りなれた頭上を、大阪モノレールが運行しているが、私はまだそれに乗った事が無かった。伊丹の大阪空港から、千里万博公園を通って、今は門真市のほうまで延びている線だ。
 昼過ぎの事で社内もゆっくりしていて、ぼんやり外を見ていて、20年ほど前の同じような光景を思い出した。それは、1989年の社内研修名目の豪州旅行の時、シドニーの市内を走るメトロモノレールに載った記憶だった。
 当時も、3月だったが、シドニーの街中は、どこか明るくて遊園地の乗り物に乗っているような感覚を覚えている。
 大阪モノレールは随分高いところをう運行しているが、シドニーのそれは、運行する線が低くなっていて、市内のビルの間をかすめるように動いていた記憶があった。海が近く沢山のヨットやボートが見られ、湾の入り口には、オペラハウスの建物が望める。日本とは違った町の様子を、モノレールの上から眺めたのだろう。大方忘れてしまったが、22年振りに乗ったモノレールの記憶だ。大阪空港手前の蛍池で阪急電車に乗り換える時は、外は又、雪になっていた。

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