2011年3月25日金曜日

遅い季節の歩み

  お彼岸が過ぎて、三月も最終週に入ろうと言うのに、余り気温が上がらない。朝の散歩も出がけは冷たい空気の中を歩く。暫く歩いて、いつもの公園に来ると、傍のボリュームのあるもくれんの蕾が今にも開きそうになっていた。この時期は公園の花も、水仙かビオラ、パンジーなど寒さに強い花だけだ。しかし、目を凝らして良く見ると、チューリップのが伸びてきてたり、桜の蕾も随分確り見えるようになってきた。
 梅の花が終わろうとする時に、雪柳や、ミモザの花が開きだした。散歩道からも大きなミモザの木が見えて、始めの内は、何の花か分らず通りがかりに眺めるだけだったが、名前が分ると、その黄色の花にも春の始まりを感じるようになった。例年であば、桜の花が開くまで二週間、今日であの東北関東大震災から、二週間、同じ時間であるが、過去の出来事は、余りに被災地に過酷な出来事であり、桜の季節には癒される事の無い大きな傷となりました。
 被災地の為にも、早く、暖かさを感じる季節の
到来が待たれます。

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