2011年3月15日火曜日

愛車のメンテナンス

 OPLE OMEGA ワゴン MV6 と言うのが、今、私が乗っている車だ。排気量が2.968CCのFR車で、ドイツ車の中では大衆車であるが、リタイヤ後の足として大活躍をしている。
 比較的、丁寧にメンテナンスをしながら、乗ってきたので、全体にとても綺麗だ。今までの大きなトラブルは、前輪のABS内にあるセンサーの不具合で、速度計が作動しなくなるトラブルだったが、これには、ディーラーのヤナセで修理に20万も掛かった。3リッターのワゴンで、車重も1.700キロを越えているが、とてもキビキビした走りで、私はこの乗り味が気に入っている。去年の12月、タイヤもミシュランのプライマシーLCと言う、静穏性の高いプレミアムタイヤに新調したばかりだ。
 1~2週ほど前から、ブレーキを踏むと、キーキーという鳴きが聞こえていたが、スタンドで尋ねた時は、ブレーキパッドの擦れでしょう、と言う事で見過ごしていた。すると、この2~3日グオーグオーという異音に変わった。さすがに、ほっておけずディーラーにもって行くと、左後輪のブレーキパッドが磨り減って、ブレーキローターにパッドの金属が当たっているとの診断だ。即、ブレーキパッドとローターの交換を依頼する事にした。ところが、東北関東大震災の影響で関東の倉庫にある対応部品が、何時、手元に入荷するか予定が立たないと言うのだ。
 私の車は米国のGMの日本法人が、アフターのメンテナンスを行っているが、2年前、前輪のブレーキパッドとローターを交換する時に、私が調べたら、GMの純正部品より、DIXELという大阪のメーカーの部品のほうが、安くて性能が高い事が分った。その時、ヤナセはその会社と取引がないというので、紹介されて、神戸のスーパーオートバックスで交換したことを思い出した。せっかちな私は、思い立ったら即行動で、妻とアンディーを伴って、神戸の青木まで走った。
 かろうじて、ここでDIXELの部品が手当て出来る事になった。ところが、受け付けた担当者は、「お客さん、車は置いていってください」と言うのだ。「車を拝見した以上、運転はお勧めできません」と言う。私も納得して、やむなく徒歩と電車を乗り継いで帰る羽目になった。
 阪神電車の青木駅まで歩いて、青木から今津駅へ、そこで阪急電車に乗り換えて西宮北口、そこから、電車を乗り継いで宝塚へ、又宝塚から雲雀が丘花屋敷までと言う小旅行となった。普段、めったに電車に乗る事が無い私達夫婦とアンディーは、夕方の電車で、沢山の人達の帰宅風景を見る事が出来た。ついつい、日々の予定に紛れて、足元のチェックを疎かにした。又、反省である。

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