2011年12月2日金曜日

マイコプラズマ肺炎とDPC

この頃、よくテレビで報道されるマイコプラズマ肺炎と言う病名を聴いて、忘れ掛けていた去年の12月の出来事を思い出した。このマイコプラズマ肺炎が今年は随分流行していて、多くの報告が上がっていると言う。
確か去年の今頃、娘の所の小学2年生の孫娘が、風邪の症状で高熱が引かず、掛かりつけの子供病院の医師は、紹介状を書いて地域の市民病院に治療を委ねた。委ねたと言えば聞こえが良いが、要するに、その後の検査と治療を大病院に振った形になった。それは、金曜日の午後の事で、市民病院の救急窓口で、すぐその夜から入院が決まったのです。
娘は、下の男の子も居るの為、とりあえず、此方に助けを求めて来ました。この時、その病院の担当医師が言ったのが、マイコプラズマ肺炎か何かの感染症でしょうとの事だったのです。
その時、初めて私達はその病名を知りました。そして、市民病院で金曜日の夜間から翌日いっぱい、抗生物質か何かの点滴治療が施され、土曜日の夕方には、すっかり熱も治まり、翌日の日曜日には、病院から退院が告げられたのです。
私達も病気が早期に治まり、入院も二日で済んだ事に喜んびましたが、問題はそこからだったのです。治療費の支払いにその市民病院の清算窓口に行った娘は、その請求金額に、一瞬驚いたと言う。二泊三日の入院による点滴治療だけで、入院費込み七万円弱の請求を受けたのです。
お父さん、如何思う!と娘は口を尖らせて愚痴を言って来ました。
私も常識的には、そんな請求があるはずが無いと思ったので、良く窓口で説明を聞くよう促した所、清算窓口の事務員は、この市民病院はDPC参加病院に成っていますから、との説明で、その説明では包括診断請求システムと言う、入院治療の計算に基づくもので、計算に間違いはありませんと言われたと言うのです。
それは、DPC(=Diagnosis Procedure Combination: 疾病と処置 などによる 診断群分類 )による 包括請求と言って、これまでとは異なり、入院患者の病名ごとに、国で定められた入院 費用が、初めに決められ、それと、入院が長引いた場合、出来高算定する部分の合計を足して計算する新しい計算方式だったのです。様は、入院する病名によって、初めに入院費用が決まる方式で、従来の出来高請求とは違うと言うのです。早期治癒で治療が長びか無い方が、病院側にとって都合の良い方式になっていました。
しかし、そう言われても感覚的に納得のいかない私は、そのDPCシステムを主導する厚生労働省の医療事務担当の課長に、納得の行く説明を聞くために、メールをしました。厚労省の担当課長は、わざわざ、説明の電話をしてきて来たのですが、要するに、このシステム自体が現在進行形で、この先、如何変わるかも分りませんとの、正直な回答で、納得のいく説明はありませんでした。
市民病院の説明も、私に対して、しどろもどろで、決められたマニュアルに沿って計算が成されていると、説明するのがやっとだったのです。
天皇陛下や皇太子ご一家の愛子様もマイコプラズマ肺炎で入院されましたが、去年の12月、私どもの孫娘の入院騒ぎと、DPC(診断群分類包括請求システム)と言う、耳慣れない病院の請求システムの事を思い出しました。



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