これも、ミノルタ同様、このカメラをCONTAXブランドで事業展開していた会社がなくなった。元々、ヤシカというメーカーがCONTAXのライセンスを取得して製造販売していたが、その事業は、京セラに合併され、その事業を引き継いでいた京セラが、カメラ事業から撤退してしまったのだ。
このCONTAX T2はフィルムカメラである。コンパクトカメラながら、とても映りがいい。35mレンジファインダーのAEカメラで、38mm/F2.8 4群5枚 カールツァイスT*ゾナー というレンズが着いている。
スイッチを入れると、カシャッという小気味のいい音で、胴体からレンズら飛び出してきて、ファインダーが明るくとてもいい。
オートでも、映りはとても秀逸なのだ。
購入がいつだったか忘れたが、発売は1990年11月と言うから、発売以来もう20年を越えている。妻に譲ってからも、そうとうの時間がたった。今時、フイルムカメラは現像に出すだけでも面倒だ。しかし、彼女のアルバムは全て、このカメラで記録されたものだ。ところが、ある日、フイルムの入れ替えをした時、突然、シャッターがおりなくなった。とうとう、寿命が来たかと、妻はちょっと残念そうな顔をした。
私がCONTAXカメラの修理窓口を検索すると、長野県岡谷市にそれがあった。早速電話で相談を掛けると、部品があれば修理が可能との返事だ。修理費も向こうの言うのには、1万~1.5万ぐらいとの事で、修理依頼書をダウンロードし、無事、故障が直って我が家に戻ってくることを期待しながら、長野県に送り出した。
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