2012年4月3日火曜日

FURUTECHオーディオグレードUSB

PCのトラブルが解決したタイミングで、岡山からFURUTECHのハイエンドオーディオグレードUSB GT2 1.2mが送られてきた。パソコンとRATOCのDAコンバーターをつなぐUSBケーブルである。
初め、FURUTECHが届くまでは、RATOCのDAC、RAL-2496UT1にAC電源を供給する為のUSB外部電源アダプターとオーディオ用ACアダプターを導入した為、パソコンと外部電源アダプターとの間はRATOCのDACに付属していたUSBケーブルを使う事にして、従来PCとDACの間を直接つないでいたaudioquestのUSBケーブルCinnamonの0.75mは、この外部電源供給アダプターとDACの間を繋ぐ事にした。
当初、RATOCに付属していたUSBケーブルとCinnamon USBケーブルとを交互に繋ぎ変えて聞き比べをした時は、パット聞きには付属のケーブルも情報量はそこそこあって、びっくりするほどの変化が、正直認められ無いように感じた。だがその後、少し時間を掛けて聞き比べてみると、やはりCinnanon USBのほうが背景が整っていて、大人しいながら品位を感じる伝送だと納得した。
しかし、今回のFURUTECHのGT2 USBは最初から、付属のUSBともCinnanonとも全くレベルが違う情報量と音圧を感じる事が出来た。何か、伝わってくる音声情報の厚みのステップが2~3段上がった様な伝わり方で、音楽情報の空間情報が感じられて、演奏の質がグレードアップされたように受け止められた。競馬に例えれば、後続をぶっちぎって一人旅といった情景だ。
今回の外部電源アダプターとオーディオ用ACアダプターの追加で、Cinnanonと同じAudioquestのUSBケーブルで、一段階上のレベルのCarbonと言うUSBケーブルの追加を考えていたが、USBオーディオの情報紹介で一般の評価がとても高いFURUTECHのGT2が、オークションに格安で出ていた為、試しにと購入してみた。私は、あまのじゃくな性格で、普通、人が推奨する物を素直に受け入れる事は、めったに無い。しかし、今回は、人の言う事もたまには聞いたほうが良い、と言った典型的な事柄ではなかったかと感じている。
RATOCのRAL-2496UT1というDAC付きのヘッドホンアンプの視聴環境に、メーカーの推奨を受け入れて、少し高いと感じながらも、外部電源供給アダプターとオーディオ用に特化したAC電源アダプターを導入した。パソコンからDACに直接電源を受けるバスパワーを回避するだけでも、ノイズの少ない良質の電気を受け取って、音楽情報の伝送の質は上がっているはずである。そんな中での、DACメーカーの付属ケーブルとFURUTECHのGT2 USBとの取り替えで、音楽情報を受け取る上でのはっきりとした情報量と質の向上を実感させられた出来事だった。それと、FURUTECH GT2USBはPCと外部電源アダプター間に入れる方が効果的な事もわかった。
私のメインのオーディオシステムの電源環境は米国のシナジスティック・リサーチ社のリゾリューション・リファレンスと言う電源ケーブル5本をベースに固めている。これにしても、当初は、色々、試行錯誤があって、今の形に落ちっいているのだが、今となっては、これに手を加えて大幅な変更をするエネルギーは、私には残っていない。これに、プリ、パワーのアンプやCD、アナログプレーヤー間を繋ぐ音声ケーブルまで入れると、ケーブルだけでもそれぞれ試行錯誤の結果採用したケーブルが繋がれている。
しかし、自分が理想とする、良質の音楽視聴環境を追求しだしたらきりが無い事も十分経験済みなので、今回たまたま取りかかったデジタルのUSBDACのオーディオ視聴では、少しずつ、ゆっくり楽しんで行きたいと考えている。

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