2012年2月20日月曜日

日経ダウ一時9.500円台へ

  今日午前中、車の中で東京証券取引所の日経ダウ平均株価が9.500円台を回復したと言うニュースを聞きました。それと無く、いつも横目では見ていますが、特にチャートを出して、株価が如何なっているかを調べようと言う気にもなりません。
日本の企業や株価を取り巻く環境や条件が、あまりにも読み難く、特に、今の政府や政党による日本の政治状況に落胆(がっかり)しているからです。
欧州でのギリシャ支援問題が当面の山場に近づき、ギリシャ議会で大幅な緊縮財政が合意されたというニュースから、欧州の財政問題に目先の目途が見えて、欧州発の金融波瀾の不安が幾分和らいだ事の影響かもしれません。対円でユーロが105円台に戻してきました。
それと、FRBが、1月25日の連邦公開市場委員会(FOMC)の表明で、少なくとも2014年迄ゼロ金利政策を継続すると表明したあたりから、日経ダウ平均も米国の株価に引っ張られて9.000円台に乗せて来ていました。ここの所、久しぶりに海外のファンドによる日本株の買い越しが続いているようです。
あたかも、日本では白川日銀総裁が国会に引っ張り出されて、全然、国内のデフレが治まらないこ事を追及され、「金融政策だけで経済のデフレは治まらない」と、苦しい答弁を余儀なくされていましたが、昨年10~12月のGDPが1%のマイナス成長になった事で、それを基にして、2月14日、日銀による更なる追加金融緩和が発表されました。
この事態に、為替が円安方向に動き出しました。いつまで続くかわ分かりませんが、一息入れている企業関係者も多いはずです。
そこから、国内の株価も弾みが付いて来て、今日で確か5日連騰ではないかと思われます。そうはいっても、12年3月期通期の企業業績は、輸出主導の大手電気機器メーカー中心に大幅な減益ないし赤字決算を余儀なくされており、来期の見通しも全く定かでは有りません。調査機関の集計では企業を取り巻くPER(株価収益率)も20倍迄来ているようです。
  今年の初め、世の中の事で、少しでも良い事、楽しい事に目を向けようとは思いましたが、相変わらず、楽しい事を目にしたり、耳にする事は少ない様です。
最初の株価の事で少し触れておきますと、株価を取り巻く諸々の情報や環境変化に捕らわれづに、まずチャートだけを眺めて見る事で、色々な理由が後から見えて来る事が有ります。
株価の動きを見るチャートには、普通、株価の歩みを白と黒の棒線で書く罫線が一般的です。その棒線の時系列での繋がりの形で、その先の株価の上下を予想する手法が昔から使われていて、江戸時代の米相場から考案された「酒田五法」と言う古くからの手法等も伝えられているのです。この、白と黒の棒線で表すチャートをローソク足と言い、そこに13週とか26週、長いもので52週の移動平均線と言うチャートを重ねて、株価の水準と、売り買いのタイミングを読んだりしています。
ここでは、一つ一つを詳しく説明する余裕は有りませんが、普段、株価の水準を、こまめにトレースしていない人でも、とても分かりやすい指標を紹介しておきますと、第一番目が、「騰落レシオ」と言う指標です。この指標は、今の株価の水準が高い位置にあるのか、比較的低い位置にあるのかを見る指標なのです。これはとても簡単な指標で、東証一部の全銘柄の25日間の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比で表します。一般的に、70%以下が売られ過ぎ、120%以上が買われ過ぎと理解されています。さて、現在の数字は如何なっているでしょう?
他に、株価の今の水準が高いか安いかを表す指標にRSI(相対力指数)と言う指標が有りますが、それよりも、一目見て分かりやすい指標に「ストキャスティック」と言う指標が有ります。
この指標は現在の株価が最高値に近いのか、最安値に近いのかを示すことで、「買われ過ぎ」とか「売られ過ぎ」とかの市場の過剰反応を読み取る手法なのです。ストキャスティックには%K(-K)、%D(-Fast)、Slow%D(-Slow)の3種類の指標が有りますが、そんなに突き詰めて見るのでなければ、ただのストキャスティックと表されている%Kでいいと思います。
最低が0%で最高が100%ですから、一目で感覚的に分かりやすい指標です。そして分かり易い上に、限りなく100%に近い位置からは、そこでの滞留時間を別にして、後は、下を向いて下がるだけになります。私の経験では、このチャートを眺めていると、理屈を別にして株価のその先が見えて来る様な気がします。80%以上が高値圏、20%以下が安値圏と理解されています。
それと、私はチャートを見る時は、出来るだけ長い期間で眺めるようにしています。
私自身は、昔から株価や相場の全体像を見るときの基本チャートには、一目均衡表と言うチャートを使っていますが、その、チャートに、騰落レシオやストキャスティックの指標を合わせてみるようにしています。それに、各週の移動平均線の上下とその交差(クロス)を参考にする事も有ります。
いずれにしても、「過去を振り返り、現在見て、将来を予想する」と言う社会科学の本質には絶対と言う言葉が有りません。とても難しいので、私は最近、株価をあまり見ないようにしています。

2012年2月17日金曜日

大阪歴史博物館で民芸の美

  今日は奥さんの病院の月例の受診日で、朝から天王寺区のNTT西日本病院に向かった。外は
時折陽がさす時もあるが、冷たい風が顔にしみるような寒さだ。何時もの様に病院の駐車場の近くで、アンディーにおしっこをさせ、1時間以上車の中で待った。
私が、ラジオの国会中継を聞きながら日経新聞に目を通している間、アンディーは助手席のシートにうずくまって、気持ち良さそうに眠り込んでいた。隣に私がいるだけで安心するようだ。
ただ今日は、病院の帰りに大手町の大阪歴史博物館に寄る予定をしていた。うちの奥さんは、如何いう分けか抽選に強く、大阪歴史博物館で催されている柳宗悦展のペアチケットを申し込んだものが送られて来ていた。
アンディーはもう一度、博物館の地下駐車場の中で、車中の留守番をしなければならない。
上本町通りの大手町四丁目にはNHKの大阪支局の大きなビルと、それに隣接する大阪歴史博物館があり、その隣には大阪府警のやけに立派なビルも聳え立っている。
奥さんが陶芸の習い事をしている関係で、民藝派の陶芸家として紹介される、河合寛次朗や浜田庄司の名前はよく知っていて、岡山の大原美術館や去年訪れた安来の足立美術館などで作品には、何度もお目にかかっている。
今回の柳 宗悦は日本で、いわば民藝品の美を提唱した本人であり、明治43年には文芸雑誌「白樺」の創刊に参加して志賀直哉や武者小路実篤らの中心メンバーの一人として活躍したのだそうだ。その後、27歳の頃、人から贈られた朝鮮の小さな壺の素朴な美しさに魅かれて朝鮮に渡り、そこで、民族性の現れた民衆の実用品に美しさを見出したとの事です。

  日本に帰って、全国各地の職人の手による実用品に注目して「民芸」と言う新しい言葉を生み出したと有りました。関東大震災の混乱を避けて京都に身を寄せた頃、陶芸家の河合寛次朗や浜田庄司、英国人のバーナード・リーチなどとの親交を深めたとの事です。棟方志向や岸田劉生などの画家などとの親交も記されていた。
昭和11年には、自ら集めた民芸品を展示する日本民藝館を東京駒場に開設しました。今回の
特別展は、日本民藝館の所蔵する各地の民芸品や、柳と行動を共にした仲間の工芸家たちの作品など、350点の作品、資料を展示して、柳宗悦が唱えた民芸の美と思想を紹介しています。
柳宗悦とは少し先輩になりますが、兵庫県福崎町出身で「遠野物語」で知られる民俗学者の柳田國男を思い出しました。やはり、東京帝国大学文学科に進み、最初詩作や文学を志して、田山花袋や島崎藤村、森鴎外などと親交があった状況が、どこか共通している様に思えたのです。
日本各地の郷土研究から日本の民俗学を打ち立てた柳田國男と、全国の郷土の工芸品に職人が作り出す美を見出した柳宗悦の事が心に重なって浮かんだ。



2012年2月15日水曜日

久しぶりの工作

  暇に任せてヘッドホンスタンドを作ってみた。形はネットに3.800円の価格で出ていたものを拝借した。能勢の道の駅まで行けば、銘木の端材が格安で手に入るのだが、たかがヘッドホン掛けの為に能勢町まで行くのもめんどくさいと、近くのコーナンで手に入る檜の板で間に合わせた。
たしか、檜の板と、短い円柱で芯がボルト止めの加工がしてある物の合計で、1.200円の材料費で、写真の様なものが出来上がった。いくらAKGと言っても、ミニヘッドホンには大げさな代物が出来てしまった。ヘッドホンを掛ける部分の材料は、奥さんが100均で買ったアップリケ用のフェルトを失敬して巻いたものなので、経費は発生していない。
Craft爺さんとしては、実は久しぶりの手慰みになる。今年に入ってから初めての工作だが、この前は何時何を作ったかも忘れてしまうぐらい、製作と言う製作を何もしていなかった。
孫の所の椅子もテーブルもどんどん背が伸びて、そろそろ作り直すか、買い替えなければと思っている。
今年初めての物造りで気分に弾みがついて、先日購入したDAC付のUSBヘッドホンアンプのラックを作ってみようと思いついた。と言うのは、そのIcon uDAC2と言うヘッドホンアンプは、まさしく手の平サイズで、あまりにも小さすぎて、USBケーブルが硬いので、たまにテーブルの上で動いてしまう程なのだ。
  その為、ヘッドホン掛けを作るのに購入した檜の板をベースにして、周りをバルサの極薄の材料で囲って、化粧に上からゴールドのアルミテープ(珍しく、あまり見かけた事がない)を張って作りました。
足元は、以前東急ハンズで購入した5ミリ圧ほどのゴム状の制振シートを付けています。
ヘッドホン掛けが大きすぎて、ミニヘッドホンでは物足りなくなるほどだ。それと、毎日ヘッドホンでエイジングをしていると、ヘッドホンもアンプの uDAC2の方も鳴り方がどんどん良くなってきた。
だいたい、今まで如何してヘッドホンを使用しなかったと思えるほど、また別の楽しみ方を発見した思いがしている。


2012年2月10日金曜日

USBオーディオ開始

  9日にAKG(アーカーゲー)のミニヘッドホンが届いて、今日、NU FORCEのIcon uDAC2(アイコン ユウダックツー)がAmazonの宅配で届いた。
AKGは届いた時点で、早速、PCのイヤホンジャックに繋いでCDを視聴したが、やはり、自宅にあったステレオのイヤホンとは別次元の音が聞こえてきた。音圧が違うので、音の広がりや迫力が違う。しかし、そこに、微かなノイズが乗っているような感じがした。当然、まだ届いたところで電気信号が通ったばかりだから、多少、エイジングと言って慣らし運転が必要な事は有るかも知れない。
そして、今朝、待っていた、USB接続DAコンバーター/ヘッドホンアンプの小さなIcon uDAC2が届いた。購入前に想像していたよりも、まだ小さかった。それはマッチ箱と比べても少し大きい程度であまり変わらないサイズに見える。PCにUSBで接続するDAコンバーターは数多く販売されているが、その中でも最少クラスの大きさになるのでは無いだろうか。
その特徴を見ると、個々の半導体を一つ一つ選定して調整したディスクリート構成の回路方式がとられていて、受信したデーターをUSBオーディオレシーバーで処理し、そのデーターをもとに、D/Aコンバーターで2Vのアナログ信号に変換するのだそうだ。そこには、高性能ヘッドホン出力と共に、アナログRCA、デジタル同軸を備えられている。
スペック表には、USB DAC 96KHz、24bit 、アナログRCA出力110db、SN比が98dB以上、ヘッドホン出力 80mW×2の数字がありました。
私の場合は、今回ヘッドホン出力での使用の為、付属のUSBケーブルでuDAC2の背面のUSB入力とPCを繋いで、前面のヘッドホンジャックにヘッドホン端子を入れ、ボリュームつまみを回せば、PCに入れたCD音源を聞く体制が整った事になります。
  Icon uDAC2をUSB入力からPCに接続すると、PC側で、汎用のUSBインターフェースとして自動的に認識されますので、他に駆動の為のドライバーやPCでの設定などは全くありません。
いつも私が聞きなれているモーツアルト・グレイト・ヒットというソニーレコードから送られてきたCDを、PCに読み込んで、視聴を開始しました。
まず感じたことは、オープンエヤーだからなのか、音が軽やかで音場の広がりと奥行きがイヤホンで聞く音とはまるで違います。高音部も自然で詰まったところが有りません。それと、低音部の広がりが確りしていて、決して押しつけがましい所が無いのにも好感が持てました。私の、普段聞いているオーディオシステムから出てくる響きと、ニュアンスはそれほど変わらない様に感じました。勿論、全体的な、音場の広がりや、奥行き感、音圧によるリアリティーは違いますが、炬燵に入っていて聞く分には、ある意味これでも十分ではないかとさえ、思わせるパホーマンスなのです。
実は、このAKG K450というミニヘッドホンはメーカーの定価は19.800円ですが、Yahooオークションで新品を5.980円で落とす事が出来ました。色々の評価の割に落札価格があまりに安すぎたので、ひょっとして、ちゃちな代物では無いかと心配していました。少し高くてもゼンハイザーのHD650当たりにしておけば良かったかと考えていたのです。
所が、このNU FORCEのIcon uDAC2に繋いだAKGはさすが老舗メーカーの人気の高いヘッドホンで、全くストレスが無いどころかその再生音にはびっくりしました。今も、ヘッドホンで音楽を聴きながらPCに向かっていますが、装着してて全く疲れを感じません。
ヘッドホンの価格が安かったのでAKGの評価を先に強調しましたが、このマッチ箱の様なDAコンバータのパホーマンスには改めて驚きました。オープン価格で15.750円、Amazonのサイトで購入しましたので、送料もかかりませんでした。
ピュアーオーディオ用に開発されたDAコンバーターもピンからキリまでで、私などが全く手の出ない高額な製品もあります。PCに接続するUSBのDACが出始めたのは比較的日は浅いのですが、3万~30万ぐらいの製品が目につきます。
それにしても、DAコンバーターだけ高級品でも他とのバランスが有りますから、何でもかんでも高ければ良いとは限りません。
私の場合、普段はスピーカーでアナログのLPを聴いたりしていますので、あえてPCで音楽を聴く必要はないのですが、上質のヘッドホンで聞く聴き方も有りだな、と感じた次第です。
Linn Recordsから出ている高音質CDに、私が好きなキャロル・キッドのボーカルでMy Funny VolenTineという曲がAutumn In New Yorkという曲とメドレーで入ったものがあります。
ボーカルを聴くときのリファレンスにしているのですが、このAKG K450と Icon uDAC2のPCオーディオコンビがとても上質な雰囲気の歌声を聞かせてくれています。

2012年2月8日水曜日

PCでUSBオーディオ

LenoboのパソコンG570は快調に動いている。去年の状況とは、それこそ、月とすっぽんでストレスから完全に解放されました。どうゆう分けか、オペレイティングソフトもMicrosoft Office 10をインストールする事が出来たので、これで不足は無くなりました。
Windows Live ホトギャラリーなども使いやすく、写真を編集するのにに重宝しています。そういう分けで、私は、和室のノートパソコンを置いている堀炬燵に根が生えてしまって、ついつい、動くのが億劫になってしまうほどです。そこで、気分転換にパソコンで音楽を聞いてみようと思い付きました。ところが、我が家には、イヤーホーンはおろか、ヘッドホンも無い事に気がついたのです。
確か、息子が以前携帯のイヤホンを置いて行ったのを思い出して探し出して来ましたが、イヤホンで聞く音楽では、やはりしっくり来ません。
今まで、パソコンで音楽を聴くことが少なく、オーディオもヘッドホンで聞いたことが有りませんでした。と言うよりイヤホンやヘッドホンで音楽を聴く必要に迫られなかた、と言うのが本当の所なのです。
それと、私は現役の時代から左の耳に一寸したトラブルがあり、何ヶ月も耳鼻科に通った事があって、耳の奥に差し込むカナル型のイヤホンなどは、何となく抵抗がありました。それで、特に、イヤホンをつけて音楽を聴くという行為を敬遠したのかも知れません。勤めている頃、左耳で受ける電話と右耳で受ける音声の聞こえ方に違いがあったのです。最近、そのことを知らない間に忘れていて、自覚していないという事は、仕事か何かのストレスから来ていたのかも知れないと思っています。
最近たまにオーディオの雑誌などを覗くと、PCオーディオとかネットワークオーディオと言う見出しを良く見るようになりました。つまり、i Podや携帯用音楽プレーヤーの影響で、高音質の音源を手軽に持ち運べるようになったのと、iPod等に収録してある音楽を自宅のヘッドホンアンプに繋いで聞いたり、パソコンををUSBでヘッドホンアンプと繋いでパソコンに有る音楽を楽しむのが、若い人の間で流行って来ている様なのです。
そこで、まず手軽なオーバーヘッドホンで多少HiFi志向のものをネットで物色して見ようと思いました。昔から、ドイツのゼンハイザーやオーストリアのAKG、日本製ではソニーやSTAX、オーディオテクニカなどのメーカーの製品が何となく高級品に有るというのは、横目で見て知っていました。
ヘッドホンやイヤホンでも高級品になると10万~20万の製品はざらで、たかが、ヘッドホンと馬鹿に出来ない高額な製品があるのです。
しかし、最近は現役の時と違って、気軽に無駄遣いは許されないので、実用的な製品を選んでみました。戦後、マイクロホンや業務用ヘッドホンで高い評価を得ている、オーストリアのAKGの製品で、
K450という小型軽量の密閉型の製品が、とても安く手に入る事が分かったのです。
SENNHEISERのHD650なら申し分ないと思いましたが、さすがに安売りはしていません。そこで、AKGのリーズナブルな価格のものを使ってみる事にしたのです。
ヘッドホンが決まったら、今度は、パソコンに繋ぐDAC(デジタルアナログコンバーター)を手当てしなければなりません。それが、先ほど書いたUSBオーディオとかPCオーディオと言われるもので、パソコンの中にあるデジタル音源をアナログに変換して、外付けのスピーカーやヘッドホンに音を伝える役目をする機器の事なのです。
調べてみると、これもピンからキリまであるのが分かりました。ミニコンポの様な可愛くて安価な製品を出しているオーストリアのPro-Ject Audioなども候補に上げましたが、今回は、DAC付の安価なヘッドホンアンプを試してみる事にしました。
そのヘッドホンアンプとDACが合わさった製品とは、アメリカ、カリホルニアに本拠を置くNUFORCEというメーカーが出している、小さくて可愛いIcon uDAC2という製品です。色も、黒、赤、シルバーの三色があって、手のひらに載るほどの機器ですが、96kHz 24bitのDACを搭載した高性能USBデジタルオーディオコンバーターなのです。NUFORCEのホームページには、そのパホーマンスは、オーディオファイルCDと同等かそれを上回ると書いていました。Amazon.comのサイトから、躯体が黒の製品を注文しましたが、ヘッドホンが届くより、少し遅くなると思います。今からセッティングと音出しを、とても楽しみにしています。
また、結果は報告いたします。!

2012年2月7日火曜日

国会質疑の感想

参議院での国会中継を、ズルズル見てしまった。質問する方も、論点がバラバラで、事の本質を突いていない質問が多く、答える方も答える方で全く答弁に成っていない。野田総理の答弁を聞いていても、歯の浮くようなと言うのはこう言う事かと思うほど口先だけで、確りと、真摯に、頑張ってとか、並べられるだけの形容詞を並べて、何が言いたいのか全く分からない。中身がないから、どうしても苦しい言い逃れに終始している様にしか見えないのです。
野田首相と閣僚達は、自分たちが主張している事が、今、本当に国民の為に必要な事と確信しているのだろうかが疑わしい。日本にとって、消費税の増税が今、最優先の戦略だとする理由付を、もっと具合的に、丁寧に国民に説明する必要があると思うのです。
国債の発行残高が700兆円に及び、国の諸々の債務残高が今年度末には1.054兆円の予想となり、トータルで1.000兆円を超えてしまう。此のままだと、欧州の過剰債務国の国債の信任が失われたと同様に、日本の国債の信任も失われて、その結果、大半の日本の国債を保有している邦銀が日本国債を買わなくなり、さらに、売却に走る様になれば、国債の金利は跳ね上がって、それこそ、毎年国債の利払いだけに追われる事に成る、と言うのが野田首相の消費税増税と社会保障と税の一体改革で言う主張の趣旨だと理解しているのです。彼が日本の国民に放つた、日本財政の破綻の警鐘は、国内はおろか、世界中に届いています。米国や英国、中国などの国の主導者が、何処に自国の財政破綻を喧伝している国があるでしょうか。長期の低金利と財務省証券の増刷でドル通貨を世界に垂れ流している米国はどうなるのでしょうか。
しかも、消費税をいくらまで引き上げれば、社会保障財源が賄えるかとの目途も持ち合わせていない事を見れば、社会保障の一体改革と言うのは増税の為のカムフラージュでしか無い事が分かります。
しかし、現状日本のGDPの2倍の債務残高が容認されるかと言えば、私もそうは思いません。
ECB(欧州中央銀行)にしても、いまや世界の基軸通貨としての影に不安が付き纏う米国も、国の信任以外に何の裏付けもない通貨を発行し続けているのですから、ドルの足元のIMFが、日本の事を言える立場では無いと事が分かります。そう思うと、自ら世界に、自国の財政不安の情報を大声で発信し続けている国も珍しいのではないでしょうか。
古川という若い国家戦略担当大臣にしても、もう少し、民主党政権の中で、何かまともな政策や戦略を持ち合わせているのかと期待していましたが、昨日の答弁で、2020年の話をしている様では、ほとんど当てにならない人間である事が分かりました。
どう考えても、野田チームは、消費税を上げる事が政策の目的になっており、大々的に国家予算の支出削減に取り組むとか、何より、日本経済の浮揚に繋がる戦略について国を挙げて取り組むとか、ゼスチャーでもいいから風呂敷を広げれば良いと思うのですが、そうした景気浮揚の政策は、悲しい事に全く見られないと言うから話にならない。
委員会のやり取りの中で、特別会計と独立行政法人改革について、特会削減の方向を出したとしても、その事による財源捻出の数字の目途も持ち合わせていない事が分かりました。
ダメな自民党時代でも、国家戦略会議とか、曲がりなりにも日本経済の浮揚策についての各種の取り組みを見ることが出来た。其の事は、日本政府が世界に向かって成長戦略を取っている事の表明でもあると思うのです。
世界経済の中で、日本の信任を確保する為には、日本政府は確りした政策と戦略が必要になると思います。増え続ける債務残高に歯止めをかける戦略が、目先の8%、10%、の消費税増税だけでは無い事は、誰もが分かっているはずです。
所が、今の野田首相は、どう思い違いをしているのか分かりませんが、消費税の増税を行う事が、最大の自己目的になっている節が伺えるのです。
どう考えても、政治生命を掛ける順番を間違えているように思えてなりません。
原発事故で電力行政の中身が露わになった通商産業省や、八ッ場ダムで箱もの行政でいまだに問題を抱えたままの国土交通省、年金のでたらめな管理運営で批判が集中した厚生労働省など、日本の再生を期す為の問題が山積みされているのです。自らの立法府、行政組織という業務範疇の改革を横に置き、押し付けやすい一般国民に、ごり押しとも取れる増税の主張は、順番が違うと言われても仕方が無いと思うのです。
世界的に、社会保障費の増加を間接税で賄うという流れは致しかたないとしても、増税そのものが政策の主流ではなく、補完的戦略でなければ成りません。
国会のやり取りを聞いていると、各所に口先だけで言い逃れしようとする様が見て取れて、その裏には確りした戦略も政策の目途も持ち合わせていない事が透けて見えるのは、悲しい限りではないでしょうか。まさに、現政権を担当する政治家達の資質が問われていると思うのです。

2012年2月4日土曜日

美味しいパン屋の思い出

  今年初めて、大阪の江坂に有るジャパン・ホウムベーカリー・スクールにパンの粉の買い出しに出かけた。奥さんは、ほぼ4~5ヶ月置きにパンの粉と材料をここで手に入れている。
何度か浮気して他の店で購入したことは有るが、色々取り替えてその度に焼き比べるのも面倒だと思っている様だ。
私は、パンが好きで若い時から、朝はパンとコーヒーで過ごしてきた。
40年ほど前の話になるが、京都左京区の北白川にクロワッサンが美味しいドンクと言うパン屋さんが出来た。当時としてはハイカラな店で、中で食事をする事も出来る洒落た店だった記憶がある。バターを練り込んだ、カリッとしたクロワッサンを目当てに度々立ち寄ったが、その時は、このドンクというパンの店が神戸出身の老舗のパン屋だとは知らなかった。
後に神戸で仕事をするようになるのですが、神戸は、昔から在住の外国人が多く、ドイツパンやフランスパンのいくつもの老舗のパン屋がある事を知った。中でも、三宮の加納町にあるフロインドリーフはドイツパンの老舗として知られていて、築70年の教会が取り壊されると聞いたオーナーが、その教会を買い取って、そこで食事も出来る雰囲気のあるパンの店を開いたのだそうです。
  また、2号線の芦屋川の業平橋を過ぎたところに、これも有名になったフランスパンのビゴが本店を構えている。このビゴで修業した多くのパン職人が、各地で独立してパンの店を展開しているとの事です。私達も神戸市内に出かけた折には、いつも立ち寄ってフランスパンを買って帰る事にしている。
ビゴの店ではオーナーによるパンの講習会も定期的に開かれている様で、全国から受講者が集まるのだそうだ。
その他、パンの店で記憶に有るのは、昔、たまたま立ち寄った広島のアンデルセンと言う店を思い出す。これは、その当時は知らなかったが、広島が本社のタカキベーカリーが古い銀行の建物を買い取ってデリカテッセンを展開したお店で、中ではハムやソーセージ、キャビアや各種のジャム等に、メインのパンが置いてあり、とても新鮮でまるでヨーロッパの店舗の中にいる様に感じた記憶がある。30年の時間を経て、今、アンデルセンの店も全国に店舗を広げているようです。
江坂のビルの2階にあるジャパン・ホームベーカリー・スクールでは、ガラス窓で仕切られた教室で何人もの受講者がせっせとパン作りに励んでいた。

先日、うちの奥さんがパンを焼く事を知っている近所のペット友達から、ボランティアで世話をしている子供達のお土産用に、30個の菓子パンの依頼が飛び込んで、奥さんは、嬉しそうに引き受けていた。そう言う訳で、この日も、ぎっしり重たい、4か月分の食パンと菓子パン用の粉を買い込んで帰りました。



2012年2月3日金曜日

節分の風習

日本海側や北の方は大変な大雪に成っている。舞鶴で95センチの積雪と言う事は、昨年訪れた、お婆さんの実家がある山あいの丹波町や綾部でも、一面、雪に埋もれていると思われる。とは言え、季節は進んで、今日は節分だ。うちでも、奥さんが今日は巻き寿司を作ると言っている。
豆まきの福豆も、奥さんがマーケットで買ってきた。子供達が小さな頃は、皆で家の中の豆を拾い集めて、ボリボリ食べていたが、今は夫婦二人で沢山撒くと後の掃除が大変だ。
私は結婚当初京都市内に住んだが、京都で節分に鰯を食べると言う習慣もその時初めて知った。
節分は、元々季節の分かれ目の意味で、「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の其々の前日を指していて、
暦では、春分や秋分と同じく、季節の歩みを表す節目の日でもありますね。
暦で立春の前の節分が特に節分として残っているのは、立春を前にして冬から春になる一年の節目の日として、今の大晦日と同じように考えられていたとの事で、その日に一年の厄難を祓い新たな年を迎えると言う意味が込められているのだそうです。。
調べてみると、「豆まき」の行事は「追難(ついな)」と呼んで、中国から伝わった風習らしく、俗に言う「厄払い」「厄落とし」と呼ばれて厄病などをもたらす悪い鬼を追い払う儀式として、文武天皇の頃、慶雲3年(706年)に宮中で初めて行われたのだそうです。
  先ほどの、節分に鰯を食べる習慣も関西を中心にした西の風習との事で、鰯の頭を柊の小枝に刺して魔よけとして家の入口に飾る事から来ていると言う事です。
京都の八坂神社で行われる祇園祭は、元々、平安時代初期に京都に都を移して以来、度々市中に疫病が流行した事から、それを治める神事としてその由来があると聞いていましたが、私は、何となくこの疫病のお祓いの意味で鰯を門口に吊るすという風習が始まったと思い込んでいました。
しかし、節分で魔よけに鰯を食べると言う習慣は、もっとそれ以前からの風習で、鰯を焼く煙で厄病を祓うと言う意味が込められていたのでは、との事なのです。
それと、今年の恵方は北北西の方角だそうで、節分にこの方角を向いて巻き寿司をほうばる風習は、福を巻き込むとか、まるかじりは、縁を切らないと言う意味が込められているのだそうです。そして、この習慣は、主に大阪の船場から広まった風習らしくて、大阪海苔問屋協同組合が道頓堀で行った「巻き寿司のまるかぶり」のPRイベントがマスコミに取り上げられて、関西地方に広まり全国に広まって行ったとの事なのです。と言う事はずいぶん最近のことに成ります。
節分の豆まきと鰯を食べる事、それに巻き寿司のまるかじりは節分の一連の風習だと思っていましたが、少し違っている事が分かりました。面白いですね!

2012年2月1日水曜日

予想の付かないリスク

  2012年3月期の企業決算予想を目にする時期になって来ました。昨日も、驚きましたが、リコーの決算予想で、今まで初めて最終赤字に陥るとの予想を目にした事です。伝統的に営業力が強く財務基盤が確りしていると目されていた企業の代表格の赤字決算です。家電メーカーや精密機械メーカーの苦戦は予想されていましたが、パナソニック、ソニー、東芝、シャープ、富士フイルムなど、日本の蒼蒼たる電気精密の代表的企業が、軒並み減益や赤字決算を計上する予想となっています。
ギリシャに端を発した欧州のEU加盟国財務不安が、米国や日本の企業に大きな影響を与えていますが、その事が日本に取っては、為替の面で全ての通貨に対して大幅な円高となって跳ね返って来たのです。
更に、昨年3月に起きた東日本大震災の影響に加えて、昨年は、工場進出していた東南アジアのタイで、思いもよらぬ洪水被害が追い打ちを掛けた格好に成りました。
パナソニックやソニー、シャープの薄型テレビのパネルメーカーを見てみますと、昨年このブログでも取り上げましたが、2011年7月にアナログ波のテレビ放送がデジタル波に移行する事による、買い替えブームが起こりました。各社はそれに向けて、2007年ごろから国内に大規模なパネル工場の増設に入っていたのです。
パナソニックは兵庫県の尼崎や姫路に大規模なPDPや液晶のパネル工場を建設し、シャープは大阪堺に1兆円の21世紀型コンビナートとも言うべき工場群の中で、3800億に及ぶ液晶工場の建設を行っていたのです。そして、ソニーは韓国サムスンと合弁と言う形で、液晶パネルの増産に対応しました。

各社が、工場の増設に入った翌年、アメリカでサブプライムの破綻によるリーマンショックが起こり、住宅バブルが崩壊しました。幸い日本の金融機関は、たまたまサブプライムローンのビジネスに関わる余裕がなかった為に、その直接的な被害は免れたものの、それ以降欧州景気の減速と米国住宅不況が共鳴し合って、間接的に日本の輸出産業に大きな影響を与えました。特に、欧米の経済の不安定化が、消去法的に大幅な円高をもたらしたと考えられます。
  今年になって、ソニーはサムスンとの合弁を解消して、日立は日本でのテレビの生産から撤退を表明しました。パナソニックもシャープも大幅な減産を発表していますが、今や世界のテレビの生産の上位2社は、韓国のトップのサムスンと2位のLG電子になっています。

そこで、いつも思うのですが、何かのイベントや景気の好転の見通しをきっかけに、家電メーカーに限らず何時も、企業間の設備投資競争が起こります。そして、それから遠からず、景気循環から売れ行きはピークアウトし、在庫の積み上がりから安売りによる採算割で、大幅な減益や赤字決算が繰り返さっるのです。
たまたま最近ネットで読んだのですが、米国で戦前から現在までの自由主義経済思想を主導した、シカゴ学派のフランク・ナイト教授と言う人の言葉に、あくまで自分の直感にすぎないと断った上で、「企業家は平均的には利潤を得る代わりに、損失を被っている」と推測を述べて、その理由に「企業家とは、本来、自惚れの強い人間がなる職業だから」と言うのです。
また、ナイト教授は事業のリスクと不確実性と言う言葉を使って、「企業家は確率的に予想のできない危険(リスク)、すなわち不確実性の領域に踏み込む事によってのみ利潤を得られる」とも言っているのです。
その事が、資本主義国の市場経済では、こうした決算の浮き沈みを重ねることに成るのでしょうか。更に、不確実性と言えば、日本は不安定な政治と言う最大の不確実性を、常に孕んでいる国でも有ります。

昨年の日本の貿易収支は31年振りに赤字に成りました。しかしながら、海外債権の利息や受け取り配当金、企業利益の本国送金等で経常収支は依然として大幅な黒字を維持しています。そして、その事が、皮肉な事に日本の円高の理由付けの一つに成っているのです。輸出企業にとっては痛し痒しなのです。
  そして、今季決算は、欧州財務不安国の破綻リスクの表面化、それによる大幅な円高、そして、未曾有の被害を出した東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故、さらに工場進出している東南アジアのタイの大洪水での操業被災などは、いずれも予想の出来なかった不確実性によって、大きなマイナスの影響を被った事に成ります。しかし、薄型テレビの買い替え需要のピークアウトは、各社の経営を主導する経営者達は、共に予想する事が出来無かったのでしょうか。
2013年度の企業決算がどう成るかは分かりません。私が思いますのは、すでに通過して今見えているリスクは不確実なリスクでは有りませんので、予想の付か無い新たなリスクにも備えなければなりませんね!

2012年1月30日月曜日

アンディーの赤いセーター

  本格的な寒さがやってきた。冬の日差しは有っても、外の空気はとても冷たい。この寒さは、節分の頃にかけて強まると言う。朝の散歩には出ても、必要以外の外出は控えている。奥さんのマーケットの買い出しに付き合った時も、アンディーと私は、車から一歩も外に出ないで待っている。
3日ほど前に、奥さんがマーケットの2階に有る毛糸の店に立ち寄って、アンディーのツナギのセーターを編むと言って、5玉入ったバーゲンの赤い毛糸を買って来た。前から、何着か編んでいて、今はもっぱら茶色のストライプが、アンディーの外出着になっている。
以前いた、リズのセーターもあるのだが、アンディーは少し足が長くて、微妙にサイズが違っているようだ。
昔、お婆さんは編み物を人に教えるほどの腕前で、直接母親の指導を受けた分けでも無いと思うが、うちの奥さんも編み物が達者だ。昨年の暮れには、娘の孫二人にセイターを編んで、クリスマスのプレゼントにしたし、私の弟の息子に昨年生まれた初めての女の赤ちゃんにも、可愛い毛糸の産着を編んでやっていた。
このところ、私は、何か作ると言う事もなく過ごしていて、趣味的な制作になると、奥さんのほうが主になっている。この頃は、陶芸の作品も仕舞う場所に困るほど点数が増えてきていて、そろそろ、卒業かな、等と呟いている。
今日、編んでいたアンディーのツナギのセーターが編みあがった。上は赤い糸で、腰から下を、余っていた茶色の糸で編んでいて、着せてみると、とても可愛く出来上がったので、写真をアップする。お腹から両足の股にかけては空いていて、そのまま用を足せる様に編まれている。
陶器の写真は奥さんの最近作で、出来上がる度に写真を撮って、制作ノートに張り付けている。
奥さんの最近のセーターと陶器の制作になる。

2012年1月28日土曜日

「まさかの備え」

  朝起きると外は雪が降り出していた。朝から雪を見るのは、今年の冬初めてになる。
朝食をとっていると、テレビに山梨で強い地震があったことを伝えていた。富士五湖の周辺で、震源は河口湖あたりと言う。
東日本大震災以来、関東地域で大小の地震が続いているのが気に掛かる。先日も、富士山は活火山で、何時か又噴火すると言う話を聞いて、そんな事を想像すると大変な事になるのではと考えた。
去年3月の東日本大震災は、後にM9と修正されたが、それに相当する地震が平安時代前期の869年の貞観時代に記録されていた事を、今回の大地震で知ったばかりだ。
そして、富士山の過去の噴火の歴史をネットで覗いてみると、そこに、同じく貞観時代の噴火の文字があった。
富士山の過去の噴火史の中に、貞観864年の記述があって、それは記録にある貞観大地震と5年しか離れていない時期であったことが記されていた。この事は、日本近郊の地殻変動に何らかの関わりが有るのでは無いかと想像される。素人の勘繰りだが、ひょっとすると、少しは関係があるのかも知れない。
  気象庁では、富士山とは30キロの距離の隔たりがあり、その火山活動との関連は無いとしているが、今回の東北沖を震源とした、まさかの大地震が発生した事も、素人としては、人知の及ばない自然の働きが無きにしも有らずでは無いか、と考えてしまう。
むやみに、不安を煽ることは慎まれる事ではあるが、この所、公の発表や言っている事に懐疑的に成っているのも事実なのです。常々、情報のない一般人の信頼に答える情報発信が行われていたなら、無用な風評や心配は、起こらないと思います。
人々に良い事であれ悪い事であれ、正確で信頼のおける情報が、いかに大切かを、最近感じているのです。
それと、「まさかとか想定外とか」と言った油断は、つくづく禁物ですね。
私自身も、若い頃は何事に寄らず、ずいぶん物事に対する気配りや注意が不足していた事を感じますが、「まさかの」の備えの大切さを今回ほど思い知らされた出来事も無かったのでは無いでしょうか。

2012年1月27日金曜日

どじょうか蛭か

世間には、様々な問題について調べたり、研究している専門家と言われる人たちが大勢いる。その人達は、今の野田総理や民主党の執行部が言っている消費税増税や年金問題について、どう思っているのだろうか。
私は、かねてから、日本の危機的な財政事情を憂うる野田総理が不退転で消費税増税を訴えている問題は、今までの政府予算の支出構造をほとんど変更する事なく、しかも、税収増に繋がる様々な経済対策も何も行わない事を前提とした、問題定義ではないかと思うのですが、如何でしょうか。
なるほど、政権交代後、当初に政府予算の無駄を省くと言う取り組みが、民主党政府によって行われましたが、彼らが事前に予想していた程の削減結果に繋がらなかった事から、益々、財政赤字に歯止めをかける為には、手っ取り早く、欧米並みの消費税増税に頼るしか方法が無いと、思い詰めているのでは無いでしょうか。
しかも年明けの国会が開いた途端に、民主党がまとめた最低保障年金の支給の為には、17%の消費税額が必要になるとする、試算をしていたと言うのです。

私が以前から考える、政府の予算構造の抜本的な変革は、今の日本にとっては、革命的な政治転換と、捉えなければ成らないかも知れません。公務員の人員削減や人件費の引き下げは勿論、その為には、政治家自らが政治家の定員削減や歳費の削減と、お手盛りの政党助成金の縮減など、経費削減の努力を示さなければ成りません。
しかし、それよりも大きな予算の改変は、中央の各省庁にまたがる特別会計予算への切り込みではないでしょうか。今年も政府の2014年度、特別会計予算案は、3兆1000億に決まったと言う小さな記事を見ました。一般会計で税収減と恒常的な赤字予算を抱えながら、特別会計の改変は遅々としています。
すでに、既存の毎年の予算の中に組み込まれた行政組織や公的関連団体の、廃止も含む劇的な改変は、政府が国民に増税を強いる比では無い困難が伴う仕事になるものと思われます。
国家予算の抜本的な削減の取り組みや、国のデフレを克服して税収増に繋げる様々な規制緩和や景気対策を打ち出す事無く、一方通行で国民に消費税増税で負担をしいる事が政治家が今、唯一とるべき道なのでしょうか。
今後の日本を牽引し、リーダーシップを執れる政府や政党は、そうした真の改革を目指して取り組む政治家、政党ではないでしょうか。
 将来日本の展望も示さず、言わば、全てを国民に甘えた政策しか持ち合わせない未熟な政治家達に、国を任せ分けには行きません。
今後、現状を憂うる多くの人達が、もっと積極的に発言していかなければならないと思います。
私は幼い頃、畔道から裸足で田んぼに入ってドジョウやフナを手掴みして遊んだ覚えがありますが、ドジョウの首筋をグッと掴むと、キュと言う鳴き声を上げるのを聞いた気がします。それと、田んぼにはドジョウだけでは無く、人の血を吸う蛭もいるのです。
人の体にくっ付いて、知らぬ間に血を吸うのが蛭ですが、自らをドジョウの様にと例えた総理大臣は、本当は自分は蛭だと気づかずに、そう言ったのかも知れません。

2012年1月26日木曜日

中華のマーボ茄子

  何気なく、付いているテレビに目をやると、中華料理のマーボ茄子の料理を案内する番組がかかっていた。私は以前から茄が好きで、それも単純にスライスした茄を油をひいたフライパンでサッと焼き、ウースターソウスをかけて、ビールを飲みながら食べる簡単な食べ方が好きなのです。
もちろん夏などに、焼きナスを生姜醤油で食べるのも好きですが、このマーボ茄子の料理は今まで食べたことが無かった。テレビコマーシャルでレトルトのマーボ豆腐等が出ていますが、これも豚ミンチが使われています。
マーボ茄子は、豚ミンチを豆板醤とニンニクや醤油、酢、砂糖、ごま油で味付けして炒め、片栗粉でとろみを付け、適度な大きさに切って油で揚げた茄と合わせて出来上がります。茄によって、出来上がりの食感が違ってきますので、できるだけ新鮮な茄が良い様です。
奥さんが、普段あまり作った事が無い料理ですが、ネットで適当なレシピを出して、リクエストしました。出来上がりは、私が想像した通りとても美味しく出来て、私の好物料理が一つ増える事に成りました。
以前書きましたが、私は中華の担担麺も好物なのですが、豚のミンチを使っている点と、豆板醤や甜麺醤の味付けがマーボ茄子の料理と通じるものがあり、結局、そうした味付けが好きなのだと気が付きました。
  ダイエットの為には脂っこい料理は禁物ですが、現役時代の神戸の中華料理の屋台などの味がとても懐かしく、時々中華料理を食べたくなります。
奥さんが、タニタのダイエットの料理本を買ってきましたが、私の気まぐれな注文で、中々ダイエット料理の機会が取れないようです。
私が住んでいる近くに、中華料理の料理人で、関西のテレビで料理番組に出ている程一彦氏の料理教室があり、うちの奥さんは1年程そこに通ったことがありますが、私が記憶に残る様な中華料理を作ってもらったことがありません。最初のマーボ茄子の写真は、程さんの豆腐も入ったマーボ茄子です。
私は、医者から動脈硬化を指摘されていて、その治療を始めていますので、食事には出来るだけ気を付けて美食の誘惑に負けないよう頑張りたいと思っています。

2012年1月25日水曜日

「嘘と真実(ほんと)」

  政治家は信用できない! 特に国民向けに何かをアッピールする場合の彼らは、意識的に事の本質を隠そうとする意識が働くのでは無いかと思わざる終えない。
去年の大震災のあと、深刻な原子力事故が発生して、当座の対応に追われていた菅内閣が、その最中の原子力災害委員会の会合の議事録を、取っていなかったとする問題だ。災害への対策に追われて議事録を取る暇がなかったとする言い訳は通用するのだろうか。さらに大震災の災害対策本部の会合の議事録も作成されていなかった事が、その後、明らかになるにつけては、当時の政府の対応振りがとても訝しく感じられるのです。ひょっとして、それは自らの政府の不手際を隠ぺいする為の、誰かの指示による故意ではなかったのか?と勘繰りたくなる出来事で、まさにノンフィクション映画さながらです。
内閣や政府関係の議事録は、それを取る事が法律で定められているにも関わらず、そのような事に疎い民間や素人の集団では無い国の中枢にいる官僚や政治家が、災害対策に関わる会合の議事録を、どさくさに紛れて失念したという言い訳は、にわかに信用することは出来ない。
菅内閣では、当時の原子力委員会の近藤俊介委員長が提出した「福島第一原子力発電所の不測事態シナリオの素描」と言う書類が、首都圏を含む致命的な想定で、国民にとても開示出来ないとして、無かった物として封印されたことが最近になって明らかになっています。
  当時の菅首相や官房長官を務めていた枝野幸雄現通産相達が災害の深刻さに狼狽えて、国民への開示義務を故意に伏せてしまったのでは無いだろうかと言う、疑念が益々大きくなっています。
この事は、原子力事故によるその後の放射性物質の広範な汚染状況の確認にも関わって来る問題で、その事を国民に対して正確に情報発信していなかった事で、放射性物質に汚染された稲わらを与えられた肉牛の放射能汚染や、最近では放射性物質に汚染された砂利が、東北地方の広範な地域の建設現場ですでに使用されていると言った問題につながっていると考えられます。
さらに、現在の野田首相は、早々に、福島第一原子力発電所の事故が冷温停止状態になったとして、あたかも事故が終息したかの様な記者会見をしているのです。
この件も野田首相は、政府として原子力事故の問題を政権の第一命題としてあまり長く引っ張りたく無いと言う意志の表れだと捉える事が出来ます。要は、原発事故については、東京電力による事故実態と捉え、可能な限り国民的な問題から切り離そうとしているのではないかとさえ思えるのです。
この様な経過から、野田首相は震災対策の第2、弟3の補正予算が通ったことで、復興や原発事故の対応そのものを、対策本部に丸投げして、消費税増税に全力投球と言った具合なのです。
この様に、政府の情報開示について疑念を抱いているのは、私だけではないと思うのです。国政に携わる政治家が全部が全部とは言わないまでも、より責任のある立場に立った者ほど、肝心な時に肝心なことを隠してしまいがちです。たぶん、増税や社会保障の一体改革の問題にしても、その中身や将来に対する思惑等、自らに降りかかる政局も作用して、国民に対して正確な事実を開示しているかどうか疑わしいと思っています。自ら知り得る情報のほとんどを口にしていない可能性が伺えます。
国民に対して、真に誠実な情報開示に努めていれば、後になって当時の誤魔化しや不手際を謗られる事はありません。必ず、後になって「嘘と真実(ほんと)」は明らかになるのです。



2012年1月24日火曜日

動物霊園と清荒神最澄寺

晴れ間が覗いた午前中に、今年になって初めて、5年前に亡くなったリズの墓参りに行った。そこは、宝塚動物霊園と言って、176号線の宝塚大劇場前の交差点を山側にしばらく上がった行った所にある。坂道を車で登って行って中国道のガードの下をくぐると突き当りになり、左に曲がった先を山の方に上がった所が動物霊園で、右に曲がって道なりに進むと、その先には清荒神最澄寺がある。
この清荒神最澄寺には、年明け、関西の広い地域からお参りの人が詰めかけ、とても賑わうお寺なのです。亡くなった母は、生前、毎年年初にこのお寺にお参りに来ていました。私達も、たまたまこの近くに住むようになって、ここにお参りに来るようになったのです。
年が明けると、父の正月命日の22日に合わせて寝屋川市の三井にある両親の墓参りに行くのですが、その際も、すぐ近くの成田山に立ち寄ってお参りする事にしています。リズの墓参りと清荒神のお参りも、いつもセットになっていているのです。今年も、年明けの最後に清荒神にお参りして、私達夫婦の、年初に古いお札を返して新しいお札を頂き、今年の家族の健康と無事を祈願する年明けの行事が終るのです。
この日は、天気が全国的に寒くなるとて伝えていたが、そうとう高台に位置する動物霊園でも、特に寒さを感じなかった。
毎年、母がしていたように清荒神で台所のお札をもらって、この日は沿道の屋台のたい焼きを食べながら山を下りましたが、阪急の清荒神駅まで参道を歩くと色々なものが売られていて、銀杏や金柑などを買って帰ったりするのです。
年明けの早々には交通規制で、清荒神の駐車場まで行く事が出来ません。それで、毎年のお参りが、月中を過ぎてしまうのです。奥さんとは、毎年、リズの墓参りの「ついで参り」で、ご利益も有るか如何か?、と話ながら、我が家の年初の行事を終えました。