晴れ間が覗いた午前中に、今年になって初めて、5年前に亡くなったリズの墓参りに行った。そこは、宝塚動物霊園と言って、176号線の宝塚大劇場前の交差点を山側にしばらく上がった行った所にある。坂道を車で登って行って中国道のガードの下をくぐると突き当りになり、左に曲がった先を山の方に上がった所が動物霊園で、右に曲がって道なりに進むと、その先には清荒神最澄寺がある。
この清荒神最澄寺には、年明け、関西の広い地域からお参りの人が詰めかけ、とても賑わうお寺なのです。亡くなった母は、生前、毎年年初にこのお寺にお参りに来ていました。私達も、たまたまこの近くに住むようになって、ここにお参りに来るようになったのです。
年が明けると、父の正月命日の22日に合わせて寝屋川市の三井にある両親の墓参りに行くのですが、その際も、すぐ近くの成田山に立ち寄ってお参りする事にしています。リズの墓参りと清荒神のお参りも、いつもセットになっていているのです。今年も、年明けの最後に清荒神にお参りして、私達夫婦の、年初に古いお札を返して新しいお札を頂き、今年の家族の健康と無事を祈願する年明けの行事が終るのです。
この日は、天気が全国的に寒くなるとて伝えていたが、そうとう高台に位置する動物霊園でも、特に寒さを感じなかった。
毎年、母がしていたように清荒神で台所のお札をもらって、この日は沿道の屋台のたい焼きを食べながら山を下りましたが、阪急の清荒神駅まで参道を歩くと色々なものが売られていて、銀杏や金柑などを買って帰ったりするのです。
年明けの早々には交通規制で、清荒神の駐車場まで行く事が出来ません。それで、毎年のお参りが、月中を過ぎてしまうのです。奥さんとは、毎年、リズの墓参りの「ついで参り」で、ご利益も有るか如何か?、と話ながら、我が家の年初の行事を終えました。
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