2012年8月9日木曜日

蝉の抜け殻収集

    昼頃、娘と孫を伴って、宇治のお婆さんの所に付きました。盛夏真っ只中と言った天気で、隣の神社の境内から、割れるような蝉の大合唱が聞こえてきます。
去年も、宝塚の雲雀公園で、小学1年生の孫と蝉の抜け殻を見つけに行きましたが、今日も、「お爺ちゃん、蝉の穴を見に行こう」と坊主が誘ってきました。大きな木々の周りに、蝉がはい出した穴が無数に見つかります。そうした木々の幹を上にたどって見て行くと、あちこちに蝉の抜け殻を見つける事が出来ます。
蚊にかまれる事を覚悟で、神社の長い参道脇の木を、二人で丹念に見て回りました。
其処には、木の幹の下の方に、この夏を泣き疲れた蝉が止まっていて、2年生の坊主が、そっと手でつかみに行っても、もう逃げる元気が有りません。
そうかと思うと、今頃、遅掛けに穴からはい出した蝉の幼虫が、脱皮の為に木を登るのが確認できました。
  
  いつも、宇治のお婆さんを訪ねると、周りに沢山の季節の花を見かけて、写真に収めますが、この時期、目につく花と言えば百日紅(さるすべり)ぐらいのものです。それでも、ピンクや白い百日紅の花が、夏の盛りを表しているのかも知れません。
  地面に落ちていた油蝉の羽を2枚と、10個近くの蝉の抜け殻を収集して、蝉の穴探検を終えました。おかげで、短パンでむき出しの足は、二人とも無数の蚊の攻撃を受けていました。

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