2012年8月3日金曜日

ニャフィールド・オーディオの完成

   今日、ちょっとした思い付きで、私のニヤフィールド・スピーカー、 JBL CAS-33の左右のスピーカー間のRCAケーブルを、取り換えてみました。
このアクティブ・スピーカーを購入した時、添付されていたケーブルを今まで繋いでいたのですが、そのケーブルは、見るからにお粗末な、とても細い2芯のRCAのケーブルだったのです。
USB-DACのRCA出力端子とアクティブスピーカーのアンプ側の入力も、元々購入時に付いて来ていたケーブルは、とてもチープな物でした。これは、このCAS-33と言うスピーカーの潜在能力に気が付いた時、とても残念な事だと思いました。
メーカーも、スピーカー本体の販売価格からすれば、勿論、添付のケーブルとして高級なケーブルを付ける分けには行か無いのは分りますが、メーカーは、少なくとも仕様説明書に購入後にケーブルのグレードアップを勧める、添え書きが有れば親切だと思うのです。
  このスピーカー導入以来、私なりに色々な工夫をしてきました。FURUTECH GT2 USBケーブルとaudioquest cinnamon USBケーブル等をPCとDAC、DACと電源アダプター間に入れたり、最新のインターネット・モデムへの更新やSANWA SUPPLYのカテゴリー7 LANケーブルの使用などの対策等々です。  又、ラトックのDACアンプのAC電源アダプターの追加導入で、自前の電源供給を整えた事も、少しは音声受信での不良電波やノイズ対策に成ったのでは無いかと考えているのです。
今日は、スピーカー間を繋ぐ1本のアナログケーブルの取り換えだけで、考えられないような音質の変化がを確認出来ました。
USB-DACとアクティブ・スピーカーのアンプ側を繋ぐ、LINN BI12 と言うRCAケーブルが新しく届いた為、それ迄、そこに繋いでいたパイオニアの古いRCAケーブルの1本を、左右のスピーカー間に繋いでみたのです。
このケーブル自体も、それほど高級なものでは無いと思うのですが、それ迄の音の出方とは、ガラリと変わりました。JBL CAS-33 をお持ちの方に、このスピーカー間のRCAケーブルのグレードアップをお勧めしたいと思います。
私の、メインのオーディオシステムのスピーカー、DYNAUDIO contour3.0 はいったい何だったのか、と思わせるようなパホーマンスの響きが目の前に伝わって来ます。
ニヤフィールドに音の空間が広がって、ぼやけていたレンズの焦点が、ピタット合ったと言った表現が当てはまるかと思います。
充分な低音部の響きの上に、空間を伴った中音部に高音部が乗っています。高音の繊細なナニュアンスや低音部のしまり具合など、細かく聞けばそれ成りですが、現状のラインナップで考えると、これ以上は望むべくの無いと思われるサウンドが出てきています。
何度も書きましたが、このJBL CAS-33と言うニヤフィールド・スピーカーの能力を引き出すもう一つのコツは、やはり、頑丈なスピーカーベースの上に設置してやる事だと思っています。
その事で、この小さなスピーカーから、驚く程の立派な低域が聞こえてきます。
此れで、私のニヤフィールド・スピーカーの視聴環境は、ほぼ完成しました。

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