プリとパワーのの間をGolden Referenseで繋ぎ、CDとプリの間は、今迄、長年使っているSynergistic ReserachのPheseⅡLooking GlassRCA にして、Phase TechのEA-5 Phono AmpとAccuphase C-2400プリの間をCardasのGolden Cross RCA とした。
プリとパワーの間に使ったCardas Golden Referense RCA は50センチのものをネットで格安に手に入れたものだ。代理店の価格表では新品だと50センチのものでも12.6万、1メートルだと17.5万もする代物になる。
私は、それがネットに2.5万円で出ているのを見て飛びついた。その前に、Cardasをネットで物色していて、Golden Crossの1メートルのRCAケーブルが2万円で出ていて、フェイク品ではないかと心配しながらも落札した。それは、相当使い込まれていて、プラグの中の芯が少し曲がっていて、ケーブルの表示もすかして見なければ分らないほど擦れて消えかけていた。新品なら14.3万もするケーブルだ。 オーディオを趣味にしていた父親のものを引き継だ人がネットに出したらしい。
アンプに繋いで音出しをしてみると、外見はくたびれているが、紛れも無く本物のGoldenCrossの音だった。線さえ切れてなければケーブルは古くても何の問題も無い。とても、魅惑的なケーブルを、此れもとても格安で入手した。
今も、アニタ・カー シンガーズと言う往年のアメリカのコーラスグループのアルバムを引っ張り出してきて聴いているが、アナログレコードから心が癒されるサウンドが流れて来る。針がレコードから拾う音の響きが、何年の時を経ても、遠い過去の変わらぬ曲を奏でている。1973年3月の解説が付いたレコードだから、私が京都紫野の2DKの公団住宅に住んでいた頃、購入した物になる。私の耳に38年前の時空を越えて、今も当時の思い出と共に変わらぬ響きが届く。
その響きに、Cardasの2本のインターコネクトケーブルが、私のシステムの中で、今も熟成を続けている。
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