奥さんが、土産用に買い物をする間、アンディーを車の外に出して風に当てながら待った。
そこから、東に向かって車を走らせると、宍道湖の湖畔沿いの道に出た。奥さんが、前もって買っていた「るるぶ」の情報誌では、湖畔沿いに野鳥の観察が出来るフォーゲルパークと言う施設や県立のフラワーガーデンと思われる、イングリッシュガーデンと言う立派な施設がある。
私達は、休憩も兼ねて、そのイングリッシュガーデンを訪れた。綺麗に手入がされた施設で、バラやハーブが植えられ、施設の奥は、宍道湖岸に面していて、ベンチから湖面が日に照らされた景色を望む事が出来た。
そこを後にして、当世風のホテルが立ち並ぶ松江しんじこ温泉街を左に見ながら宍道湖の湖岸を通り過ぎて松江市街に入った。ナビの目的地は松江城をセットしていて、中心街を進み官庁街を過ぎると、前方にお城が見えてきた。
私は現役の頃、四国の松山に勤務した事があり、現地に着任した折、タクシーの中から松山城を見てホッとした時の気持ちを思い出した。
地方都市のお城を囲む市内の景観は、昔の城下町の趣を残していて、以前から好ましい感じを持っていた。
松江城を囲む堀の側に有る島根県物産観光館の駐車場に車を停めて、二番目の目的地である、開府400年の松江城の見学に向かった。当日は天気も良く、安来の宿に向かう迄、市内の主だった町並みを見ながら堀端までの町歩きで時間を過ごした。
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