11月22日、兼ねてから計画していた島根県の出雲、松江、安来の旅を決行した。大げさだが、後ろ足の膝の関節が自然脱臼していると診断されているアンディーを連れての自動車旅行になる。
以前から、奥さんが島根県安来市にある足立美術館に、一度、行ってみたいと話していた。陶芸をしている仲間から、其の庭園の美しさや充実した所蔵絵画の素晴らしさを聴いていて、其の美術館を訪れる事も今回の自動車旅行の目的でもあった。
日程を、もう少し早くすれば良かったと思ったが、紅葉の見ごろ等を考えている内にこの時期になってしまった。ただ、山陰地方の日本海側特有の気候は、天気が変わりやすく、中々、週間天気予報を見ていても良い日取りを選ぶのが難しかった。それと、ペットを同伴して泊まれる宿が安来の足立美術館の側に見つかった事も、今度の旅行を決めた理由でもあった。ペットを飼っている家庭は随分多いが、まだまだ気軽にペットを連れて泊まれる宿やホテルは少なく、特に、外ではペット連れで入る事の出来るレストランや飲食店はほとんどと言って良いほど見つから無いのが実情だ。
山陰地方の自動車での旅は、この時期、雪が降り出す前のぎりぎりの日程だったのかも知れ無い。
せっかく、安来まで行くのなら、島根県の出雲地方の見所を周ろうと言う事になって、最初に、出雲大社を訪れる事に決めた。かねてから噂に聞く、壮麗な出雲大社の参拝を目指す事から今回の自動車旅行が始まった。
朝、7時15分に自宅を出発し、中国自動車道の宝塚インターに入ったのが7時40分。当日は、晴れ女を自負する奥さんの神通力で、朝から青空の下、快調に岡山方面を目指した。
2時間ほどで岡山の落合インターから米子道に入った。目的地には、11時30分に到着予定とナビが告げていた。米子道を進むに連れて蒜山高原に向かう山々の彩りも秋の深まりを感じさせ、周りの景色を見ながら行くのも自動車旅行の
楽しみになる。 途中、大仙の景色が快清の空に現れたのには、夫婦で歓声を上げた。
米子道から9号線と山陰道を乗り継ぎながら、終点の出雲ICまで一直線に走った。下道に出て、出雲大社の参道近くに入ったのは、予定通りの11時30分すぎの事だった。
出雲大社の本殿は、2013年の9月まで改修中で、仮拝殿で参拝を終え、御仮殿の前から境内を歩き、大国主命と因幡の白兎の像を写真に収めた。
出雲大社で1時間ほどを過ごした。車中で持参した弁当で食事を取ってから、次の目的地である松江市街を目指して、宍道湖北側の一般道に入った。
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