箕面の紅葉は

 　週末の為、朝、半蔵動物病院にアンディーのヒアルロンサンの注射を受けに行った。昨日と違って、今朝から空は晴れ渡り、１１月とは思われない天気だった。病院では、待たされる事も無くすぐ終わったので、そのまま、箕面の滝まで紅葉の状況を見に行こうか、と車を走らせた。

　池田から箕面の市街を通り、途中、スーパーイカリで弁当を手当てして、紅葉はまだ早いだろうと話しながら、箕面公園の駐車場を目指した。

　金曜日と言う事もあって駐車場にすんなり入れた。紅葉の盛りは皆が車で詰め掛けるため、駐車場に入れる事はめったに無く、紅葉を見ながら勝尾寺方面に抜ける事が多い。駐車場に車を入れ、奥さんも、何時下りたのか忘れた、と言う箕面の滝口まで下りてみた。

　公園に着いた時から、山では未だほとんど紅葉が見られず、わざわざ、遠くから来ていると思われる人たちも、紅葉には少し早かったと話しながら歩いていた。

それでも、観光バスで来ている中国語を話す人たちや、横を通ると香水の匂いを振りまく欧米人ともすれ違った。

　久しぶりに、滝口まで下りると、小中学生か子供のグループやご婦人連中が滝の前に設けられた床机に座って、滝の見物をしていた。

　私達は、近くのベンチで昼食を取って山を下りた。

春は桜、秋は紅葉の観賞に必ず来ているが、滝に下りていく事はめったに無く、何時も、近くの勝尾寺と言う寺に回って、来た時とは反対側に山お下りるコースを行く。それと、シーズン中は警察の規制で箕面市街から登り、茨木方面に抜ける一方通行規制が敷かれる為、そうしたコースを取る事になる。

　それと、箕面の名物だった野性の猿が全く見られなくなっていた。箕面市の条例で餌やりに１万円の罰金が課せられる事から、皆が餌をやらなくなって、猿が姿を消してたのには驚いた。もっとも、午後には姿を見せるのかも知れないが！

　箕面の山の紅葉は、１１月下旬から１２月上旬が見ごろになるとの事だ。しかし今年は、季節はずれの暖かな気候が秋の装いを遅らせるのかも知れない。