2011年8月15日月曜日

お盆の法要

 今日は、いつもの様に千里の下の妹の自宅に、兄弟全員が集合した。いつもの様に、お盆の法要が行なわれる日で、京都府の八幡に有る、臨済宗達磨堂円福寺から雲水が来てお経をあげてくれた。
 今日は若い僧侶で、初めてお目にかかる。今、円福寺には11人の修行僧が居り、日々、お勤めに励んでいるととの事だ。
全員に、お経の栞が渡り、般若心経や延命十句観音経、白隠禅師座禅和讃、締括りに四句誓願文を皆で唱えて、法要の読経を終えた。
 私の家では、先祖の位牌と両親の位牌を下の妹が守ってくれており、まず、新年の年賀、それにお盆の法要の時に、私の兄弟やその子供達が孫を伴って、お仏壇の有る妹の自宅に集まって来る。妹は、皆を迎える支度で、いつも大変なのだが、私の母が亡くなってから、ずっと続いている私達ファミリーの行事を引き受けてくれているのだ。
 今日の、お坊さんも、近頃はお盆の法要にこんなに家族が集まる事も珍しいですよ、と話していた。都会では、兄弟が勤めの関係や何かで全国に散らばると、
家族の行事の度に皆が集まると言う事は大変なのだろうと思われる。私どもは、幸いリタイヤした兄弟を始め、近隣に住まうものが多く、こうやって皆が集まれる事は幸いな事だ。勿論、こうして、亡くなった両親や祖先の位牌を守ってくれている、妹には兄弟皆が感謝している。
 今年は、新しく生を受けた赤ちゃんも参加して、満面の笑みを披露してくれた。
こうして、家族の絆が受け継がれていく事で、ささやかでも、幸せを感じる事が出来ると思っている。

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