2012年4月24日火曜日

ニヤーフィールドSPの設置(Ⅱ)

  前もって、JBL CAS-33の製品レビユーを色々読んだうえで、この製品のこの価格なら、もし見込み違いでも諦めが付くと思って、最終的にこの製品の購入を決めた。しかし、このスピーカーは大したものだと感じている。私のメインのオーディオシステムのスピーカーには、7~8年前にTANNOY Ardenから入れ替って、今もずっとDYNAUDIO Contour 3.0が座っているのですが、当然、そこから出てくる音圧や音の上下左右の広がりは、CAS-33とは比べる事は出来ないものの、とても気持ちのいい音の空間が私の目の前に広がっているのです。
視聴環境は、6畳和室の掘りごたつの上です。今は布団を外した状態で、こたつの台の上に、LenovoのG570ノートPC(Windous7 64ビット i5-2450Mプロセッサー メインメモリー8GB HDD750GB)を置き、その後方の左右にCAS-33を配置しています。
最初、ボリュウムを上げていくとこたつの台がビビリ出しました。そこで煉瓦大に切り出された石を、ホームセンターのコーナンで購入、一つ128円のセール品でした。その石に合わせて、これもホームセンターで購入した、3ミリと5ミリのゴムのシートでサンドイッチにして、周りと底は4mの薄いヒノキの板で化粧しました。この上に左右のスピーカーを置くのですが、先ほどの台のビビリが出ることで、そのスピーカーベースの下に5ミリ圧の御影石の板を敷きました、御影石の板の底には、百均で仕入れたフエルトを張り、さらに、スピーカーベースの下に10センチ角のNRスポンジと言うゴムを2枚、石のベースの底の大きさに合わせて敷きました。
30センチ角の御影石の板の上に、先ほどの煉瓦大のスピーカーベースを置き、その上にCAS-33を設置しています。その効果は抜群で、まるでスピーカーが浮き上がった状態で音を出していると言った感想なのです。
インシュレーターにも色々のものが出ていますが、あれこれ試しながら自作するのも楽しいものです。DYNAUDIO Contour 3の下には北海道の会社から購入した、幅35センチ、奥行き45㎝で厚さ5センチの大理石のスピーカーベースの上に、TAOCのスパイクベースを付けて設置していますが、見よう見まねで作ってみた、ニヤーフィールドスピーカーのスピーカーベースも、今の所絶大な効果を発揮しています。
今、バッハの無伴奏組曲のチェロの響きや、ギターのアルファンブラの調べがとても深く奏でられています。高音質のソースの場合、ニヤーフィールドで迫ってくる響きは、私のメインのオーディオでは経験の無い視聴感覚です。ノートPCからのケーブルはFURUTECH GT2 USBケーブルがRATOCのDAC電源ユニットに繋ぎ、そこからaudioquestのCinnamon USBがRATOC 2496UT1に入っています。
アクティブスピーカへの入力ケーブルだけは、手持ちのRCAケーブルに変えました。付属のものと比較してみましたが、その違いは歴然としていました。やはり入力ケーブルのレベルの違いははっきり表れる様です。そうは言っても、そのラインケーブル自体は型番も分からないパイオニアの年代物のケーブルなのですが、とても頑張ってニヤーフィールドに馴染んでいる様子なので、暫く、それでいこうと考えています。
それから、電源タップのコンセントが不足するようになった為、FURMAN SS-6Bと言う比較的安い6口のオーディオ電源タップに3Pを2Pに変換するプラグと一緒にAmazonで購入しました。ノイズフィルターが内蔵されているらしく、電源入力を確保して、PCから来るノイズが少しでも抑えられれば上々という代物です。

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