2011年10月7日金曜日

丹波篠山へドライブ

   去年も、この時期篠山方面にドライブに出かけたのを思い出して、裏山の長尾山トンネルを抜けて、三田方面に車を走らせた。ウェークデーと言う事もあって、途中の有馬富士公園も人影は少なく、新三田駅の手前を176号に沿って篠山に向かった。篠山に近づくに連れて、沿道でこの地方特産の黒大豆枝豆を売っているのを見かける。一束700円が相場らしい。
 篠山市に入り、城跡周辺の大きな駐車場に車を止めて、公園のベンチで散らし寿司の弁当をほうばった。晴れていて日差しがあるが風は心地いい。
 食事を済ませて、おもむろに、篠山市役所の裏手に連なる商店街に向かった。
市役所の横には、篠山田園ホールと、その向かいには旧篠山藩役所跡と言う、ほぼ字が消えかかった表札の古い門が立っていて、その置くには、昔よくあった、田舎の小学校の木造校舎を思わせる建物が残されている。
 少し歩くと、今度は大正ロマン館と言う建物があって、昔の役場があった所らしく、今は篠山市の物産館になっているようだ。
 奥さんが、中で土産物を見ている間、私はアンディーを連れて、中庭のオープンカフェでコーヒーを頂いた。
 この、大正ロマン館と言う建物のあたりから、飲食店や篠山の枝豆、季節の栗などを並べた店などが並び、観光に訪れている人たちも増えてきた。
 私達は、通りのはずれまで歩き、栗を販売している小さな店先で、焼き栗の試食を頂き、そこで、一袋1.200円の銀よせと言う栗を土産に買い込んだ。
 篠山の城跡には入らなかったが、団体客などは、駐車場から城跡に登って見学するのがお決まりのコースのようだ。
 徳川家康の命で築城され、松平家に続き家康の早くからの臣下であった青山氏が城主としてこの地を治めたとの記述がある。ちなみに、東京の青山はこの青山家の江戸屋敷が有ったところから、その地名が付いたらしい。
 篠山市内にも、この青山と言う地名があちこちに残っていて、近くには、青山ゴルフ倶楽部や青山台ゴルフクラブと言う名前のゴルフ場もあったりする。
 多紀郡篠山町に近隣の多紀町、今田町、西紀町の4町が平成に入って合併して人口5万弱の市に成ったとのことですが、これからの冬場にかけて、猪の牡丹鍋などもこの地の名物になっています。酒飲みの友人などは「牡丹鍋を食べに行こう」と以前から声が掛かりますが、まだ実現していません。
 昨日は、物産館の栗饅頭に、特産の生の栗を仕入れて帰りました。

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