2011年8月14日日曜日

後継選び

 菅首相の退任がほぼ決まり、マスコミの関心は後継問題に移っている。しかし、今候補に上がっているどの候補を見ても、我が国のリーダーである総理大臣としてふさわしいと思われる候補者がいないのは寂しい限りだ。民主党内に次の時代を担うに相応しいリーダーに成りえる人材がいるのだろうか。こんな調子では、民主党政権になってから3人目の首相も、世間から丸裸にされ、ぼろぼろになってその座を追われるのでは、と想像してしまう。かといって、野党のほうに適任者が居るかと言えば、それも又、首を傾げたくなる。ただ、その最中にいる候補達は、真面目に自分が日本の次のリーダーとして相応しいと思っているのだろうか。今の時代の政治家と言うか、世代の中心にいる人達に、決定的に欠けているのは、自己を見つめる謙虚さではないだろうか。自分を取り巻く何人かに担がれたからと言って、その気になるほど馬鹿げた人間はいないからだ。自分に能力が無く、誰かに頼らなければ身を立てられないような情け無い取り巻きに唆されて、自分の能力や本分を履き違えるから、すぐにぼろが出て、身包み裸にされて大恥をかくことになるのだと思うのです。世の中が、自己中心的で自負心だけが強い政治家を選んでしまったとも言えるかもしれない。それは、将来に対する確固たる信念や理想を持たない、多くの人間を国政の場に送り込んでしまった国民の責任でも有る。
 内閣の総辞職で首班が交代する事態では、その都度、総選挙を実施して新たに大勢を問い直す制度に改めたほうがいいような気もする。内閣が行き詰るたびに、選挙をしていたら費用だけでも、馬鹿に成らないと言うかもしれないが、一人の首相が二年ともたない日本の政治では、それくらいの覚悟で臨まなければ成らないのかも知れないと思ってしまう。様は、それくらい、日本の政党政治や議会制民主主義が壊れていて、大震災の復興とあわせて我が国の政治制度の改革が喫緊の課題に成っているとも言え無くも無い。今、考えても、次の首相や内閣が震災復興を充分成し遂げるほどの期間、政権を担う事が出来るかと言うと、又それも自信を持って断言できる状況ではないのです。
 この上は、政界再編はもとより、日本の議会の二院制や総理大臣の選出の有り方も含めて、抜本的な制度変更が検討されても良いのではないかと考えてしまいます。
 

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