2011年8月13日土曜日

四天王寺界隈

 昨日は、朝6時過ぎに目が覚めた。内の奥さんの、月に一度のNTT西日本病院受診の日で、この日はMRの検査を受けるとの事だ。アンディーを家に残して、8時前には家を出た。日中の暑さを考えると、老犬のアンディーの為には、家に置いておくほうがアンディーの為だと考えて、留守番をさせる事にした。
 阪神高速も、市内行きはとてもスムーズだったが、中国道あたりは、宝塚インターから下り35キロの渋滞が始まっていた。9時前には病院の駐車場に車を入れ、
奥さんがMRの検査室に入るのを見て、病院を出た。いつもここから、何もかも終わるのに2時間は掛かる。そこで、先月お祭りがあった五条宮を探そうと、玉造筋を勝山4丁目方面に歩き出した。今日は、アンディーを抱えての歩きではないので
足取りも快調だ。街路樹の日陰を伝って歩いていると、五条宮前と言う交差点に出た。そこが、先月お祭りがあった神社だった。もっと大きなお宮かと想像していたが、敷地がとてもこじんまりした神社だった。ただ、本殿の立派な構えと、青銅造りの狛犬の像が印象的で、横顔を写真に収めた。
 五条宮前に来た時、上本町沿いに長い日本造りの塀が目に付いた。ひょっとして、四天王寺さんかもしれないと、交差点を渡って、塀沿いに南に歩いて行くと、案の定、四天王寺の東の大門に出た。朱塗りの立派な大門だ。
 思いがけず、四天王寺さんの境内に入りお参りする事に成った。境内のあちらこちらで、お盆を迎える準備が始まっているようで、境内をお参りしながら一巡し、最後に本堂へお参りを済ませて四天王寺さんを後にした。
 もと来た東大門を出て、上町筋を北に向かって歩き、五条宮前の交差点を過ぎると、いっも北から南に向かい、上本町筋を天王寺区役所の方に入る夕陽丘ストリートがすぐ目の前に出て来た。この、上本町筋と玉造筋の間にある夕陽丘ストリートには、先ほどの天王寺区役所、名門大阪府立夕陽丘高校、それに天王寺警察病院、五条宮小学校などがあり、その先の玉造筋の角に、昔の大阪逓信病院(現在、NTT西日本大阪病院)があるという、チョッとした大阪の中心地の様相がある地域になっている。四天王寺さんは、聖徳太子が日本で始めて建立した寺と言うわけで、四天王寺は和宗総本山と言われるとの事で、なんとなく、すこし細い通りに入っても、落ち着いた佇まいが感じられる。最初の五条宮も、遠回りしたが、この夕陽丘ストリートに面した、天王寺区役所のすぐ裏の道を覗くと、石の鳥居が目に入った。
 病院に帰りついたら、玉造筋を歩き始めてから、汗をかいたが、丁度1時間とちょっとの朝のウォーキングで、四天王寺さんの境内を見学してお参りが出来たという、有意義な時間になった。

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