2012年7月10日火曜日

今年も祇園祭りが、、

今年も京都の祇園祭の山鉾巡航を1週間後に控え、今日、四条通り界隈で、山鉾の組立が始まりました。私の意識の中では、祇園祭は本格的な夏の到来を告げるものです。
学生時代から、初めての会社勤めのスタートも京都で、12年半を過ごした処でした。
ほぼ、梅雨の終わりと祇園祭の山鉾巡航が重なるイメージで、若い頃は、7月20日前後の日曜日ともなれば、福井県の若狭高浜辺りの海に繰り出したものです。
今日、山鉾巡航で最も目立つ、長刀鉾他、菊水鉾、鶏鉾、函谷鉾、月鉾など5基が組み立てられました。今日から、順次総勢32基の鉾や山が組み立てられて、16日の宵山から17日の山鉾巡航で祇園祭のクライマックスを迎えるのです。
山鉾の巡航の順番は「くじ」で決められますが、くじとらずと言って長刀鉾はくじを取らずに、先頭を行く事が初めから、決まっているのです。
  四条麩屋町に勤めた会社が有り、丁度その手前で先頭を務める長刀鉾に乗った稚児が、斎竹(いみたけ)と言う竹に張られた縄を、刀で切る儀式が執り行われます。なんでも、そこが神域の境界を示す場所との事です。この事は、今回初めて知りました。
  テレビなどでも、今年の稚児に誰が選ばれたか、と言うニュースが流れるくらいで、お祭りの前から、様々な仕来りがあって、それに選ばれた子供(10歳くらいの男の子)も大変なようです。
  私達夫婦は、2週間ごとに京都の宇治に出かけますが、中々、京都の市内迄出かける事が有りません。今年の祇園祭も、宵山の賑わいや山鉾巡航を、テレビ中継で見る事になると思うのですが、いつまでも、若かった頃過ごした京都の祇園祭の思い出は、私の中に、格別のものとして残っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿