凌霄花と房藤空木

   　梅雨も終わりに近づき、朝も９時を過ぎると、日差しはすっかり夏を思わせる強さになっている。

朝の散歩コースで目に付いたのは、橙色の凌霄花（のうぜんかずら）があちこちで咲き出した事です。
　　去年、散歩道に咲く季節ごとの花を写真に取り出した頃、家に帰って花の写真を検索して、名前を覚えたこの季節の花です。

（凌霄花）

とりあえず、綺麗な花を見かけると、片っ端から写真に撮るが、花の名前は中々覚えられない。
紫陽花の季節に見かける花の色では、青系統か紫色に近い花が多いように思うのですが、以外にこの橙色や黄色系統の花も多いように感じます。先月の始め頃から、公園などの茂みに黄色い花を、一斉に付ける、金糸梅と言う可愛らしい花も、最近覚えた名前なのです。

（金糸梅の花）

今日の散歩道で、通り掛りのお宅の垣根を見上げると、青色のフジのような花がいっぱい花を付けていました。早速、家に帰って調べてみると、それは房藤空木（ふさふじうつぎ）と言う花のようでした。中国原産で、花は藤に似ていて、葉っぱは対生していて「空木」のようである為、この名が付いたと記されていた。

（房藤空木）

学名「ブッドレア」、蝶が大好きな花木である事から別名バタフライブッシュとも呼ばれるとの事です。
　　通り掛りに写真に収めた花でも、すぐには名前の分からない花も多いのですが、その都度根気よく探して名前を見つけると、とても親しみを感じるものです。

（ゆり科の花？）

７月に入って、いよいよ朝顔やひまわり、ブーゲンビリア等の夏の花の本番を迎えます。
凌霄花は夏の花の先駆けの花と言えるかも知れません。