元旦、2日、兄弟とその子供たちとの年始の顔合わせを終えて、今朝は8時に家を出た。本当なら毎年、2日の午前中に京都の八坂神社に初詣に出かけるのが我が家の年明けの行事に成っている。
しかし、2日の朝は、生憎の雨で、出かけるのを躊躇した。空模様を見ながらぐずぐずしているうちに、雨は上がったが、時間が遅くなってしまった。大体、8時前後に家を出ると京都の八坂神社には9時少し前に着く。四条通りに入ると、デパートの初売りの行列を横目に、円山公園の地下駐車場に車を入れるのだが、今朝は初売りの行列も無く、スムーズに車を駐車する事が出来た。
毎年の二日なら、昼から娘たちが来たりするので、お参りもそこそこに、新しいお札を頂くと自宅にとんぼ返りをしていた。しかし、今日は少しゆっくりお参りしようと、境内にある大黒様や恵比寿様のお宮を回り、最後に疫病退治のお宮にお参りして八坂神社を後にした。
円山公園内を東山方向に向かって歩くと、有名な芋坊(里芋料理の料理屋)の看板が見えてきた。奥さんが、こっちの方に行くと、知恩院の山門に出るはずだと言うので、ぶらぶら、少し歩くと、奥さんが言った通り、大きな知恩院の山門が見えて来た。
私は学生時代の4年間と、会社に勤め始めから8年半、合わせて12年半を京都で過ごした。その為、東山通りは通り慣れた道だったが、知恩院の境内に入ったのは、今回が初めてだった。正面の石段を奥さんと息を切らしながら登ったが、石段の途中から、少し雪化粧した北山方面が望めて、とても良い眺めだった。
奥さんは、京都の出身で、この界隈は学生時代に良く通った場所だったので、40数年振りに知恩院の境内に来て、思い出深く振り返っていた。
東山通りから、平安神宮の前をとおり鹿苑寺銀閣のそばを北白川通りを北に向かった。昔、新婚時代から5年間を過ごした紫野の近くを通り、北山通を走って金閣寺方面を目指した。
正月と言うのに、何台もの観光バスが行き交い、初詣ツアーなのかと驚いた。聞き分けの良いアンディーが車で留守番をしてくれたお陰で、久しぶりに金閣寺近くの「権太郎」の蕎麦を食べる事が出来て、私達の初詣ツアーを切り上げた。やはり、京都のお土産は漬物が一番と、美味しそうな漬物を仕入れて、京都の南から名神に乗った。
朝早く家を出て、帰りの高速に乗る迄、3時間半ほどの時間だったが、ほんとに、久しぶりの京都見物と初詣の時間になった。
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