この暮れの押し迫った時期に、コミュニティーの安全部会のメンバーが交通事故で一命を落とた。部会で出会って間がなく、昨日、葬儀に出席したが、その人はANAの元機長で世界の空を駆け巡っていた人だった。私より一つ下の昭和20年の生まれで、スポーツマンで婦人を愛し素晴らしいファミリーに囲まれて、リタイヤ後の生活を充実したものにしようとしていた矢先の出来事だったようだ。多くの人達が別れを惜しんで詰め掛けた。式が始まる少し前に入った私等は、席も無いほどで終了までずっと立って見送った。
12月30日に私が毎年、奥さんから仰せ付かる仕事がある。親父から引き継いだ神棚の正月飾りを取り付ける事と、鏡餅の飾り付けをする事だ。この鏡餅は、お餅そっくりに作られた樹脂性のフュギアで、三方に半紙をたらし裏白の上に二段に重ねて、橙と干し柿それに鏡餅様の昆布をたらして出来上がる。今年も飾り付けを終えて、棚に置くと、すっかり新年を迎える準備が出来た様な気分になる。
何時もと変わらない年末の風景に、平穏な新年を期待する。
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