私が、今使っているノートパソコンは、平成16年の夏、梅田のヨドバシカメラで購入した、SONY VAIO VGNーA50Bという機種で、知らない間に購入してから7年も立っていた。徐々に、動作が重くなって、ちょっとしたメールやBlogの書き込みにも、イライラしていた。外付けのハードディスクでも購入して、取り貯めた写真などを移せば、少しは改善するのは分っていたが、ネットで何気なく、価格.コムのノートパソコンランキングを見ていたら、四万円台のノートパソコンが、売れ筋トップになっていて、満足度でも上位になっているのを見てしまった。
Lenovoと言えば中国企業が米国のIBMの民生用のパソコン部門を買収して展開しているブランドだ。7年も立つと、そうした電子機器の業界の変貌はめまぐるしくて、量販店の店頭に行っても、私達には耳慣れない、Acer(エイサー)とかAsus(アスース)などと言うメーカのパソコンが並んでいる。これらは、いずれも台湾のパソコンメーカーで、性能も良く高スペックの機種が、日本製に比べてとても安く販売されている。半導体や液晶パネルなど高度な電子部品のOEM生産で技術的なノウハウを蓄積し、パソコンのような組み立て製品では、いまや日本のメーカーに一歩も引けをとらぬ状況になっているようだ。
民生用の、パソコンなど、アッセンブル商品等はお手の物で、後発で、開発技術に先行投資が無く、人件費の安い地域で組み立てれば、とても安く上がるのだと言う。 Lenovoもご他聞にもれず、米国IBMの高いブランド力を引き継ぎ、中国で組み立てれば、日本のメーカーなどと比べると、高スペックの製品でも、非常に安く提供する事が出来る。今の若い人は、そおした事にとても敏感で、性能が良くて価格が安いのだから、受け入れないわけが無いのです。
私が、初めてノートパソコンを購入したのは、平成6年頃だと思う。それまでにも、会社では一人ずつ業務用の端末機が入っていて、多少操作にはなれていましたが、個人的に日常は、あまり必要性を感じなかった。そうした私が、最初に手にしたのが、赤いトラックポイントの付いたIBMのThinkPadのノートパソコンだったのです。当時でも、NECや日立、東芝、と言った日本のメーカーの製品も既に高いブランド力を持っていましたが、米国のIBM製品は、また格別だった。米国でもヒューレット・パッカードや牛のマークのGateway等が、その後売り上げを伸ばしましたが、それらは、いずれも後発のアジアメーカーに押されて、現在は影が薄くなっています。IBMもリストラの一環から、いち早く中国企業に民生用のコンピューター部門を売却してしまったのです。
今回、私が購入した製品は、Lenovoの基本的なG570シリーズと言う製品で、OSがWindows 7 Home Premium 64bit正規版、プロセッサーにインテル Core i5-2410Mプロセッサー、動作周波数2.4GHz(ターボブースと時2.9GHz)が入っている。記憶容量が、標準4GB/最大増設8GB、HDDは750GB(5400)となっていて、ディスプレーサイズが15.6型のHD液晶と言う製品内容になっていた。
今私が使っている、 Windows XPのSONY VAIOはディスプレーは同じ15.6型ですが、プロセッサーがインテルPentium M 1.5GHz、主記憶メモリーが64KB、HDDは 512MBとなっていて、スペック的には全く、比較になりません。
今朝から、パソコンの設定を終わり無線ランとメール設定が何とか完了。Microsoft Officeのソフトが入っていませんが、当面、使うのに不足は有りません。
SONY VAIOは奥さんが引き取りを、申し出てきているので、私は当分、新しい玩具を中心に遊ぼうと思っている所です。
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