2011年5月3日火曜日

Pine Lake Golf Club

 連休空けの5月11日、同期会ゴルフコンペが近づいて来た。いつもは、私が加入しているクラブと同じ経営主体だったチェリーヒルズGCから、今回は私のホームコースであるパインレークGCでの開催になった。参加は大阪、愛知、岡山、奈良等から11名、3組のコンペで、まずまずの顔合わせとなる。そこで、初めての開催コースとなる、このパインレークGCの紹介をしておく事にした。
 パインレークGCは兵庫県の西脇市と加古川を隔てた北東の鹿野町字比延山という所に位置する。アクセスでは中国道の滝野社ICを降りて北に向かうか、ひょうご東条ICで降りるルートが近い。いずれも、高速を降りてクラブまで、15分~20分の距離だ。
 開場は1984年11月、バック、7.034ヤード、レギュラー、6.383ヤード、パー72の18ホールワングリーンのコース設定で始まった。コースの設計は、日本でも数々のコース設計に携わった、世界的なゴルフコース設計家、名匠ロバート・トレント・ジョーンズ・Jrによるものだ。
 元々、京都の親和ゴルフグループの開発で、グループが運営するゴルフコースとしては小規模、永久会員のクラブとして発足した経緯があり、その後、親和グループから離れて会員による自主運営のクラブとして再スタートした。そのため、現在、正会員数も1.200名ほどと比較的少ない。
隣接するゴールデンバレーGCは元々姉妹コースだが、ここは今も親和ゴルフの経営となってる。
 入り口の案内に従ってクラブに入ると、左右にアメリカンフーというカエデ科の高木が規則正しく植えられていて、秋の紅葉時期にはとても美しい景色が、来場者をクラブハウスに誘導する。
 名前のごとく、クラブのマスター室前にある、大きな練習グリーンの周りは、高い松の木で囲まれ、その向こうに大きな池が望まれる。OUTとINのスタートは、この池を背に出て行き、INコース18番はこの池に向かって帰ってくる設計で、名物ホールとなっている。
 パインレークGCは、基本的にアメリカンスタイルのコース設計だと思うのだが、フェアウェイに平らなところが少ない。しかも、絶妙のところに、サイドバンカーやクラブハウス前の池に流れるクリークが利用されており、砲台グリーンを囲むガードバンカーや時には小川に沿って作られたグリーンが、プレーヤーを悩ませる。さらに、ベントの速いワングリーンはアンジュレーションと芽が微妙で、大変気を使う。丁寧なパッティングが求められるコースなのだ。
 OUTの1番スタートはレギュラーで375ヤードの緩やかな打ち上げのコースで、最後、グリーンには10ヤード以上の打ち上げになる。奥にバンカーが控えており、受けグリーンの奥からはとても速いので、グリーン手前から攻めるのが正攻法だ。2番はショートホールで、左に引っ掛けなければ、比較的パーの取り易いホールになっていているが、次の3番419ヤードの右ドッグレッグでセカンドから大きく打ち下ろしていくホールが難関なのだ。セカンド地点の右は山が迫っており、左はOBで、奥にバンカーがある。私達では、このバンカーに届く事は無いが、セカンド地点から右に打ち下ろす視界の先には、左にグリーンの際までの池と右サイドを奥まで回りこむ大きくて深い二つのバンカーが有り、グリーンは大きいが、とても勇気のいるショットになるのです。
 OUTは、この3番まで来ると、ビジターも大体このコースの状況を理解すると思うのだが、まずは、出だしの3ホールを無難に通過するのが、何処のコースでも其の日の調子を決める事になる。
 紙面の都合で、ここ迄にするが、当日は久しぶりの顔を見ながら、楽しいゴルフになることを期待している。

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