2012年12月23日日曜日

リンゴのスイーツ、タルトタタン

  クリスマスが近ずくこの時期、うちの奥さんが忙しくなる時でもあります。昨日は、孫娘の為、クリスマスプレゼントに赤い毛糸でニットのワンピースを編み上げました。
  それと、これからクリスマスに合わせて、シュトーレン(ドイツ風の菓子パン)と言うパンを焼きだします。そして、今年は、そのシュトーレンを焼く前に、予てより焼く予定にしていたタルトタタン(リンゴを用いたタルト)と言うお菓子を先に焼いてくれました。このタルトタタンを、内の奥さんが焼く事になった切っ掛けは、かれこれ一年がかりで、そもそも料理研究家の栗原はるみさんの本にレシピが乗っていた事からでした。その本で焼きあがったタルトタタンと言うお菓子が乗せられたガラスの器を手本に、陶器でその器を製作するところから始まったのです。
  内の奥さんは、栗原はるみフアンで、彼女が出している料理の本をよく参考にしているようです。彼女が好んで使う京都在住の陶器の作家に興味を持ったり、年齢が近い彼女の髪型を参考にしたりもしていました。
  そう言う分けで、タルトタタンと言うお菓子は内の奥さんの中では、焼きあがったその菓子を乗せる為の器作りから始まったのです。リンゴが出回って安く手に入るこの時期、沢山のリンゴをバターと砂糖、ラム酒でじっくり炒めてシナモンで香り付けをし、その上にパイ生地を乗せて作るのだそうです。最後にパイ生地を下に煮詰めたリンゴをひっくり返すと、あめ色に光った、リンゴのタルトが出来上がります。
  タルトタタンを乗せる陶器の器は随分前に出来上がっていましたが、私が、懸案のタルトタタンの実物を見たのは、この度が初めてでした。
  それは、甘党の私好みのお菓子で、夕食に尋ねてきた孫達と紅茶と共に、美味しく賞味しました。

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