私は、昭和42年に社会に出て平成16年まで37年間のサラリーマン生活を過ごした。しかも、その37年間の間、私は、その生涯をセールスマンで通したと自負している。
朝早くから、社用車を駆って会社を飛び出し、あちらこちらを飛び回った。若い頃、四国に赴任していた時期などは、自らハンドルを握って1日200キロ以上走る事もザラだった。そんな折に車のラジオから流れてくる、NHKの「昼の憩い」のテーマ曲は、営業の出先でホッとするひと時だったし、それと忘れられないのは、昼過ぎに、ラジオから流れて来る「小沢昭一の小沢昭一てき心だー」と言う軽妙なトーク番組だった。以来、俳優の小沢昭一は私の中で、最も親しみやすく、好きな俳優に成っていた。
彼のラジオトークは、人がまねの出来ない境地に到達していたと思っている。NHKの「昼の憩い」と言う番組も随分長く続いているラジオ番組だが、もう小沢昭一氏の生の声を聴く事は出来なくなった。
リタイヤして8年が過ぎた、昭和生まれの先輩が次々に居なくなるのも寂しい。
http://www.youtube.com/watch?v=9QLuvzjLlQo (NHKの昼の憩いのテーマ) youtube
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