2012年5月3日木曜日

つつじが盛りの季節

    私が住む「つつじヶ丘」と言う地名は全国に数えきれないほど在るのでは、と思っている。最終的にこの地に住まいを移す事を決めた時、新緑の季節に入って、つつじの花が綺麗に咲いていた時期だと記憶している。
  
  この大阪平野を見下ろす北摂の南斜面に、住宅地が開発されたのは大正時代との事である。
私のマンションの真ん前に阪急バスのバス停が有るが、その昔はパンタグラフを備えた、トロリーバスが運行されていたと近くの人に伺った。
  
  道路沿いには桜の並木が続き、大阪の商売人が大きな敷地を構える別荘地の様な土地柄だったらしい。其々の屋敷の生垣には立派なつつじが植えられていて、桜の花が終わった後は赤やピンクに白い花が其処らじゅうで咲き誇ていたとの事だ。
私が住むマンションも元はと言えば、大きな商売人の屋敷跡で、その庭には桜や紅葉に金木犀、それにつつじが植えられた立派な庭であったとの事である。
毎朝、散歩で歩く街並みにも季節に手入れされた立派な庭のある住宅が多く見られ、美しい花々を鑑賞する事ができます。
  地域では春秋にオープンガーデンの案内などもあって、植栽やガーデニングの盛んな宝塚の地域を表しています。
今、マンションを取り巻くように咲き出した綺麗なつつじの花が見ごろを迎えています。

  

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