2012年3月30日金曜日

遠出の散歩

  今日は久しぶりに1時間を超える散歩になった。我が家から川西市街を抜けて、猪名川の絹延橋近くの河原まで出て、川沿いを歩き、川の中の飛び石が設けてある場所からか猪名川を渡って、下流から再び橋を渡って戻ってきた。
  途中、比較的古い疎水が流れる住宅街を歩いたが、そこには、この地域の守り神として古くから祭られる小戸(オベ)神社と言う神社があり、そこにお参りして阪急宝塚線の川西能勢口駅にたどり着いた所で1時間を超えていた。
川西は、その歴史を見ると、清和源氏の発祥の地と言われており、秋には役所主催で源氏祭りと言う催しが行われる。猪名川の少し上流沿いには、多田神社と言う清和源氏が戦勝祈願をしたと伝えられる由緒ある神社も有り、私が居る花屋敷の奥には古刹で満願寺と言う源氏ゆかりの寺があって、
何れも、歴史を感じさせる場所に成っている。
猪名川の水流も比較的きれな水で、河鵜が何度も水に潜る姿が見られたし、鴨のつがいが気持ちよさそうに流れに身を任せたり、浅瀬で毛繕いをする様子を眺める事が出来た。
奥さんが駅近のマーケットに入っている間、アンディーと人間ウオッチングで時間をつぶして待っていると、コーヒー袋一つのはずが、重たそうな買い物袋を下げて、奥さんが出てきた。
  5分後に駅前からバスが有るから、それに乗ろうと促されて、少々疲れ気味だったのでほっとした。
重い荷物を下げさされて帰り道は、とてもしんどい。以前、経験があるが、さんざん歩いた後で150m近い山登りは、文字通り「行はよいよい帰りは怖い」の状態になる。
しかし、今日はジャケットの下のセーターを脱いでも薄っすら汗をかく暖かさで、蕾が硬かった木蓮の白い花が開いているのを幾つも見ることが出来た。

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