2012年3月3日土曜日

上巳の節句と桃の花

  今日は3月3日、お雛さんの日です。うちの奥さんには、ボランティアをしている犬友達の女性から、また菓子パンを焼いてほしいと、リクエストが飛び込んで、朝からせっせとパン作りに入っている。
しょうがないから、私とアンディーで朝の散歩に出かけた。
起き抜けは薄曇りだったが、だんだん青空が出てきて、歩いていて、顔に当たるヒンヤリした風が気持ち良く感じるようになって来た。
雲雀の公園でアンディーを下して、近くの梅の花のほころびと、クリニックの庭に植えられた水仙の写真を撮る事が出来ました。
  私が居る、つつじヶ丘から雲雀ヶ丘山手町にかけては海抜100~150メートルの所にあり、そこを下の176号線の方に下って、JR福知山線を渡った南側は、南花屋敷と言う所になる。その近辺は川西市に成るのですが、今も桃畑やイチジク畑が点在していて、季節にはそこで取れた桃やイチジクが近くのマーケットに並びます。
特にこの春先、近くを通り掛かると、一斉に咲いた、ピンクの綺麗な桃の花畑を見かける事が有ります。しかし、今はまだ花が咲き掛けている気配は有りません。
3月3日を桃の節句としたのは、桃の花が咲く時期から、その名が付いたと思うのですが、それは旧暦の事を指すのかもしれません。それなら、ほぼ、一月遅れと言う事で理解できますね。
ちなみに、節句と言うのを調べて見てみると、「節句とは暦の一つで、伝統的な年中行事を行う季節の節目」となる日の事を指すのだそうです。日本の宮廷では節会(せつえ)と言って宴会が模様されたとの事です。また、江戸時代に幕府が、年間の様々な節句のうち、3月3日、5月5日、7月7日、を上巳(じょうし)の節句、端午の節句、七夕の節句と定めて、1月7日の七草と9月9日、重陽(ちょうよう)菊の節句を合わせて5つの節句を公的な行事、祝日と定めたと有りました。こんな事も、私は今迄、全く知りませんでした。
  今年、私の甥に初めての女の子が生まれましたので、3月3日が初節句になります。
雛祭りは生まれた女の子が無事に、健やかに育ちますようにと言う願いを込めたお祭りで、古来中国で3月の最初の巳の日をさす事から正式には上巳(じょうし)の節句と言うのだそうです。ちょうど、この頃、桃の花が咲き始めることで、桃の節句と言う美しい名前が付いたと書いてありました。
平安時代の御人形(ひいな)遊びと、簡素なわらなどで作った人形(ひとがた)に自分の厄や災いを移して、海や川に流した流し雛の風習が結び付いたのが、現在の雛祭りとも言われているそうです。
子供たちがいる頃から、この日、奥さんは、夕食にちらし寿司を作っていました。それに、蛤の吸い物がとても美味しいですね!


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