2011年11月18日金曜日

延暦寺から石山寺へ

 今週は、16日と今日、東京在住の共通の友人、M君とO君が別々に大阪にやって来た。私を含めて3人は、会社時代の入社同期で、二人は夫々郷里の中学時代の同窓会に出席する為の来阪だった。
 16日は、夕方から、やはり会社同期で大阪在住のM君の手配で梅田で、久し振りの酒を酌み交わした。普段は、真似事のような晩酌しかしない私としては、いささか飲みすぎて、お開きの時には良い気持ちになって二人と別れた。酒好きの二人の其の後は知らないが、其の晩新大阪のホテルで一泊したM君は、翌日9時半には滋賀県のバスの中で、お目当ての寺巡りに出かけていた。
 国内はもとより、海外にも旅慣れている彼らしく、フットワークが軽いのには感心させられる。
 そして、今日は朝9時半に到着するO君を迎えに京都駅に向かった。私は其の為、前もって前日から宇治市の実家に泊まりに行った。実家の母親は娘が来てくれる事がなにより楽しみなので、好都合だった。
 彼は、琵琶湖岸の旅館に三時に入るまでの間、比叡山の延暦寺の拝観を希望していたので、私が車で案内を買って出た。
 私も、延暦寺に行くのは、子供達と家族で訪れて以来随分久し振りになる。
昼からの雨の予報で、午前中早めに比叡山に登ろうと、北白川通りから山中越えで延暦寺を目指した。
 途中から、比叡山ドライブウエイに入るが、山の紅葉は控え目だったが、それでも所々、鮮やかな色に染まっていた。
 阿弥陀堂、東塔、大講堂、と巡り根本中堂、文殊楼を拝観して廻った。
何とか雨にも遭わず、時間が余ったので石山寺に回る事にして、湖西を瀬田の唐橋方向に戻った。
 この、紫式部ゆかりの寺の紅葉が、とても綺麗だった。寺の門前で昼食を取り、紫式部展の豊浄殿に上がっていく境内の紅葉は素晴らしく、二人で季節を充分楽しんだ。
 石山寺の拝観を終え、彼を3時少し前には同窓会のホテルに送り届けて、私の今日の役目を終えた。
 車中、お互いの近況を話し合いながら、旧交を温める楽しい一日だった。

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