2011年11月12日土曜日

昼から「工芸展」

 午前中、地域の防災セミナーに出席。9時半から12時まで、宝塚市の消防署の主催のセミナーに、如何言う訳か元宝塚歌劇出身の女性が出てきて、ミニライブが始まった。耳に残ったのは、自助、共助、公助の言葉が取り上げられて、要するに何が言いたかったのか分らないが、災害に対して自分の身は自分で守れ、その次に近くの人と助け合え、最後に役所の助けは期待するなと言う事だった。そして、行政の避難指示や勧告を馬鹿にするなと言う事も言っていた。
 災害で、助かった人の割合を調べると、3割が自力で助かっており、次の3割弱が相互の助け合い、公的救助で助かった比率はたったの2%だそうです。その理由は、災害時に救助に向かう公的機関は初動までに時間が掛かって、すぐには間に合わないと言うものだった。
 国際援助隊で海外の救助に派遣された経験の有るという講師が出てきて、スライドで講演を行なったが、消防署の年間行事で、催しの為の催しと言った印象だった。
 帰りには非常食やカンパン、カロリーメイトにペットボトルのお茶と等のお土産を貰って、同伴の自治会長と市の立派な公民館を後にした。
 昼から、私の帰りを待っていた奥さんとアンディーを車に乗せて、神戸の日本酒の蔵元が並ぶ灘に向かった。
 内の奥さんが通う陶芸教室の先生が、灘の「酒心館」と言う施設で作品の展示販売を行なっていて、灘の日本酒の蔵元を一度覗いてみたいと思っていたので、丁度良い機会だった。
 「酒心館」は福寿酒造と言う蔵元が設けている施設で、行楽時期と言う事もあり、観光客なども立ち寄る所になっていて、近くには菊正宗や白鶴の看板も見受けられた。
 今日は、「くらしの美」工芸展の見学が有って、午前の退屈なセミナーの償いが出来た一日でした。
 

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