今年の冬は季節なりの寒さだが、宝塚は、去年の冬よりも雪を見る事が少なかった様に思う。
朝起きて、外が雪だった日は、確か一日だけだつた。その代り、ここに来て天気の移り変わりが早くなって、雨模様の日も多くなって来ている。
朝歩きで、通り掛かりの家の庭の梅に、可愛らしいピンクの蕾が顔を覗かせているのを見つけた。
何と言う花なのか分からないが、枯れた葉の上に瑞々しいグリーンの葉が出て来ているのにも出会う。
家の中では、奥さんが君子蘭の面倒を見ていて、5鉢ほども有る君子蘭の鉢を、部屋のあちこちに持ち込んで越冬させているのです。それらは、もとは宇治の母親から貰い受けたものだと思うが、株分けの時期からこまめに手入れをして来ている。それぞれの鉢の葉の間からは、もう、青い君子蘭の蕾が顔を出してきていて、もう少したつと幾つもの赤い花を咲かせる。去年も、一鉢で20もの花お付けるものがあり、奥さんはそれを、結構、得意がっている。
季節は巡って、もうすぐ3月と言うので、和室には何時もの小さな雛人形が飾られた。毎年、3月1日から始まる奈良の東大寺のお水取りも、関西では春を呼ぶ行事として待ち遠しいが、今年はまず、去年の東日本大震災から丸一年と言う思いが先に来る。
大震災の津波の犠牲になられた方々のご冥福を心から祈らなければならない。
色々の事が動き出す春に向かって、私は、冬の間になまってしまった体を、少しでも元に戻そうと考えている所です。
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