沖縄に超ど級の台風が近づいていますが、宝塚の空は秋の空を思わせる白い筋雲が、所々に見られます。
今年の春、神奈川県に居る同期の友人が、滋賀県の雄琴での高校時代の同窓会の集まりで来阪しました。久しぶりに会って、夕方までの時間を過ごしたのですが、彼の希望で、桜が咲く比叡山の延暦寺を訪れました。ホテルのチェックイン迄の時間、延暦寺のお参りを済ませた後、湖西の坂本から石山寺などを巡りましたが、春のその時期、琵琶湖岸の湖西の風景が印象に残っていました。
もう一度秋に行ってみたいと考えていましたので、昨日の朝、何時ものようにおにぎりを持って滋賀県の浜大津を目指して家を出ました。
所が、朝、少し涼しかった外の空気は、日差しを受けて、見る見る夏の空気に変わっていました。車を止めて、昼食をとる適当な場所も見当たりません。
途中、思いついた所は、京都市内の入り口の東寺でした。五重塔を眺めながら、東寺の駐車場の松の木陰で昼食を済ませ、5条通りを東に向かって大津市内に入りました。
当初の目的は、琵琶湖沿いに湖西を走り坂本から琵琶湖大橋の袂の堅田に出て、其処から京都の大原を経由して京都市内に抜けるつもりでした。
しかし、日中の気温はまだ夏の空気に支配されていて、秋を求めるドライブはまだ早かったようです。
さすがに真夏と違い湖西を走る道はすいていましたが、秋の空気とは程遠く、所々に係留されるヨットの影が夏の名残を思わせる風情でした。
琵琶湖に浮かぶ浮御堂を過ぎ、琵琶湖大橋を右に見てUターン、無料の湖西道路を京都東ICに向かい、宇治の実家に立ち寄って夜に帰宅しました。
涼しい秋風を求めるドライブは、もう暫く時間が掛かるのかの知れません。
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