しかし、マツダのディーラーに置いてきたオペル・オメガV6ワゴンがいかに快適な車だったかを、今更ながら思い出している所でもある。
車の好きな弟のアドバイスで、2002年9月に取扱店のヤナセで新車を購入してから今年で10年目、マツダの販売店に渡した時点で116.000キロを超えていた。しかし、まだまだエンジンはスムースで、重いはずの車重を軽々と加速させていて、エンジンの状態には全くストレスを感じなかった。しかし、如何せんATミッションの変速に不具合が出て、それも始動して暫く走った時点で突然ミッションが滑って空吹かしの状態に成り、しばしばエンジンの回転計だけが吹き上がる症状を見せていた。ヤナセの担当者も申し訳なさそうに、この症状はオートマティック・ミッションそのものをそっくり替えるしか対処のしようがないと、私に告げていた。
おまけに、エンジンオイルとミッションオイルの漏れをシールドしたとたんに、ラジエーターのプラスティック部分にひび割れが見つかり、冷却水の滲み出る症状が確認されていた。やはり、10年を過ぎると、色んな部分に次から次に不具合が出てきて、通常の整備の枠を超えた部品のオーバーホールが必要に成ってくるようだ。
今までに同じ車を10万キロを超えて乗り続けた経験は、今回が初めてだった。まだ愛犬リズが元気だった頃、若かったアンディーもつれて八ヶ岳方面や、倉敷の大原美術館と歴史地区に3回、それに島根県には、去年の出雲・松江方面の小旅行も含めて、これも3回往復した事を思い出す。
オメガを走らせていた最後の方では、アクセル操作に気を付けていたおかげで、すっかりジェントルな運転に慣れて、今度のマツダ車の穏やかな運転操作に繋がっている様である。
3リッターのオペル・オメガワゴンV6からバトンタッチした今度のマツダアクセラ・スポーツハッチバックは、2リッター車ながら、これまでの走行でリッター13キロのインディケーター表示を示しており、、今までの車では有りえなかった数字だと驚いている。
カーナビも最新のものが付いていて、齢を取った最近は、仕様書を確認するだけでも大変に成って来た。
安全運転で、追々に新車に慣れていこうと思っている所である。
(去年撮影した石山寺の紅葉) |
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